蟲師 続章 63

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650ギンコ ◆BonGinkoCc @転載禁止
このフォノトグラフはエジソンの蓄音機と同様、縦振動で音溝を刻むタイプのものでした。
当然ながら、音声を取り入れるラッパと振動板と針は横に寝た状態です。
※横振動タイプなら、振動板は当然垂直になっているからわかる。

縦振動式の音盤の音溝は、上下に振動する構造上、複雑な音だと、再生時、トレースする
レコード針がポンポンと跳ねてしまい、針飛びを起こしやすいという欠点がありました。
この欠点を解決したのが、横振動式です。

横振動式は音溝を刻むのには都合が良いため、現在のLPレコードに引き継がれました。
エジソンのダイヤモンドディスクは、最終期まで縦振動盤で作られていました。
縦振動で音溝を作る構造上、レコード盤が分厚くなっていました。