http://ooshimahiroyuki.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-9673.html 巷で噂の『キルラキル』ですが
『学園ノイズ』は10年以上前私と猪原とでかき上げた月刊ゼロサムといういわば腐女子向け雑誌に実験的に掲載された
少年漫画です。現在Jコミというサイトにおいて無料公開されています。
http://www.j-comi.jp/book/comic/46021 そして、それに非常に良く似た、というかキャラクター設定や舞台設定は丸々そのまま
といって差し支えないアニメが日本で始まったのを私は日本の友人から聞かされました。
彼は親切にもPVを転送して下さいました。そうです。『キルラキル』というアニメ作品です。
一つ二つなら偶然で済まされますが、数え上げればきりがないほどの類似性。
おそらく、普通なら原作クレジットが入ってもおかしくない程の類似性です。
正直、私にはジャングル大帝とライオンキングよりもよほどそっくりであると思えます。
後日、放送をみた友人からまたも連絡をいただきました。曰く、
「『学園ノイズ』の舞台設定に『悪徒』のギミック、それはその両者を知っているものにとって堪え難いほどの類似性を感じる」
「さらに付け加えれば、キャラクターの動機付けや動かし方はまんま某先生(お会いした事どころか連絡すらした事がないのでご本人に迷惑のかからないよう、伏せさせていただきます)の方法論。」
「細かい部分も何かのオマージュばかり感じられる。大体元ネタがわかる人間が見ると
オリジナリティを探すのが難しいぐらいだ。」
今の今まで『キルラキル』関係者達からは一言の言葉も頂いていません。
このような態度からも「片割れはフランス行っちまってるらしいし、しかも10年前のマイナー作品だ、パクっても誰にもばれやしねえ」
という態度が透けて見えてしまいます。
私は権利をよこせとか、原作クレジットを入れろとか
そんな事を言いたいのではありません。
『学園ノイズ』という作品があったと言う事を是非皆さんに知って欲しい、そして
『キルラキル』関係者の方々にもう一度作家としてのリテラシーやモラルのあり方を考え直して欲しい。
件の友人は『劇団☆新感線』の熱心なファンだったそうです。