胸が服に擦れてむずむずする。あれ…心なしか変な気分に…
「はい、次の問題です。この円の半径はいくつでしょう」
「さっき教わったやつや…2√3!」
「よくできました」
チュッ。軽いキスを落とされる。
…なんか、物足りない。
「次。さいころを投げて出る目の期待値は?」
期待値…?えっと…えっと…あー集中できひん!!
「まだですかぁ?」
「ちょっと静かにしぃや!」
1から6、出る確率はどの目も6分の1…それに各数をかけて…足して…
「時間切れでーす。答えは6分の21。簡単な計算なんですけどねぇ」
「もうちょっとだったんにー!」
「はい、今度は下脱いでくださいね」
「そんな…」
「ほら、早く」