>>622 「俺は、もう行く。じゃあな」さっさと出ていこうとする奴に、つかみかかる。
「てめえ、待て!!」勝手すぎるだろうが!!!
「なんだよ」なんだよ、じゃねえ!!!
「謝れよ!」
「はあ?」
「あやまれっていってんの!!」
「誰に」
「俺とヅラに」
「・・・・」ものすごく不本意で、嫌そうな顔を高杉はした。だが、思い当たったのか
「てめえに謝ることはねえが・・・」つ・・と、ヅラを見て。
「さっき、殴られたのは、ヅラの分と思っておいてくれ。それでいいだろ」
さっと、部屋を出て行った。
くそ・・・
でも、責め立てる理由もねえし、なにより自分が惨めだ。
こんな近くにいて、「守る」と息巻いておきながら
あっさり奥さんを寝取られちまったんだからな・・・
俺って、最低・・・
「ごめんな、ヅラ・・」
「いや、元はと言えば俺が・・・なんだか、お前の子だと思うと、どうしても無事に産まなければと思って・・・色々考えすぎた。すまない」
「いや・・・俺がしっかりしていないから」
そっと手を差し出せば、一応掴まってくれる。
「かえろうか」
「・・・ああ」
でもでもでもでも。
この日の夜、俺は奥さんに甘えようと思ったんだ・・・・
だって、消毒しなきゃ、でしょ。あいつの・・・うううう。
ものすごく抵抗する桂を、得意の言葉責めで言いくるめて、
さあさあ、とばかりに服を開くと、
・・・・・
「なんじゃこりゃアアアアアア!!!!」
奥さんの身体一面に、真っ赤な点々が!!!!
「あ・・・銀時、落ち着け、明日、カステラかって上げるから」
「だから、いるかっつの!!カステラなんか!!」
くそ????!!!高杉の奴!!
「絶対、次会ったらぶった切る!!!何処ででもかまやしねーーー!!!!」