>>611 「どーゆーこと???どうしてこうなってんの???説明しろ!!!」
「ぎ・・・銀時、あの・・・これは、あれだ、その・・・後でカステラかって上げるから」
えらくかすれた声で、桂が言う。なんて声してんの。焦ってるからじゃないよね?!!語らいすぎたからじゃないよね!!!
「いるかアアアア!!!カステラなんぞ!!説明しろ、ヅラ!」
あわわわ・・・となっている桂。もう妊婦じゃなきゃ殴ってる。
つーーか、殴るべきは・・・
俺は、つかつかと煙草を吹かす野郎のところに近寄って、いきなりその顔面を殴りつけた。
奴は、驚くほど、あっさりと殴られた。
「銀時!やめろ!」
弐発目を構えると、すかさず桂が止めに来た。何で止めるわけ?お前、まさかこいつを・・・
「邪魔すんな!!」ざっと、桂の腕を振り払うと、うっ・・・と呻いて、桂が転がる。