銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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614風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>611
「どーゆーこと???どうしてこうなってんの???説明しろ!!!」

「ぎ・・・銀時、あの・・・これは、あれだ、その・・・後でカステラかって上げるから」

えらくかすれた声で、桂が言う。なんて声してんの。焦ってるからじゃないよね?!!語らいすぎたからじゃないよね!!!

「いるかアアアア!!!カステラなんぞ!!説明しろ、ヅラ!」

あわわわ・・・となっている桂。もう妊婦じゃなきゃ殴ってる。

つーーか、殴るべきは・・・

俺は、つかつかと煙草を吹かす野郎のところに近寄って、いきなりその顔面を殴りつけた。

奴は、驚くほど、あっさりと殴られた。

「銀時!やめろ!」

弐発目を構えると、すかさず桂が止めに来た。何で止めるわけ?お前、まさかこいつを・・・

「邪魔すんな!!」ざっと、桂の腕を振り払うと、うっ・・・と呻いて、桂が転がる。
615風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/07(金) 00:51:08.87 ID:pxKTQwFp0
は・・・っ。桂が、腹を押さえたままうずくまる。

「あ、・・ヅラ、ヅラ!!大丈夫か!!」

あわてて駆け寄ると、「おい」と、高杉まで心配そうに来ているからびっくりだ。

「てめーは来んじゃねえ」

「そんなこといってる場合じゃねえだろ。医者を・・」携帯を取り出す。

「い、いや、大丈夫だ。ちょっと・・・うん。もう大丈夫だ」

ふう、と、息を吐く桂。

ああ、こっちも一息だ。



どうも、話を聞くと、

高杉が例によって桂に電話したらしい。

亭主迎えにこいって。そこまでは分かる。

それで、ヅラがここに来たって訳だ。