銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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578風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>574
「・・・案ずるな。俺を信じろ。銀時だって、それはもう立派に父親をしてくれている」

んあああ??俺の話??

「ああ、貴様よりよほど、できた父親だ」

な・・・っ!!!

なんか、急に顔がかあっと熱くなってきた。飲み過ぎた。

「ババア、水・・・」



「ああ。・・・・・む。そうか。ちょっと待て。」

水を飲んでいると、桂が、受話器を俺によこす。はあ?

「お前に替われと」

ぶはっ!!あやうく水を吹き出しそうになった。いや、ふきだした。

「はあああ???話すことなんかねえよ!!!」

「いいから」
579風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/06(木) 18:51:42.44 ID:T80lKM9c0
「・・・んだよ」

電話に出る。

「よう」

「よう、じゃねえよ」



「てめえは昔から、馬鹿みたいに・・・死にそうな奴を担いで歩いてたっけな」

「ああ?」

「今も、大切なものは替わらないとか万斎に言ったそうだが」

「ああ??、あれね。その節はどうも。相変わらず変な部下ばっかりだな」

「てめえは、そのまま、一生替わるな」

「っつーか、かわらねえから!てめえがトチ狂いすぎなんだよ!」

「クク・・・そうかい」
580風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/06(木) 18:52:28.10 ID:+sAacDLt0
「で、話って何だ?昔話ならお断りだぜ」

「・・・てめえの生まれてくるガキによ・・・あの人の字を使わねえでくれ」

「は・・?」

「銀太郎とかで十分だろ?」

「はあああああ????」



「それから・・・」

「てめえなあ・・・」

「・・・・あいつを頼む」

「・・・・てめえに頼まれるまでもねえよ。大切な息子だ。俺が守る」

てめえからもな。

「そうか」

短い言葉だったが、ほっとした気持ちが伝わる。あ、なんか、胸が痛い。
581風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/06(木) 18:53:59.35 ID:ecW1EGPR0
「あんまり、変なこと教えるなよ」

「は?なんだそりゃ」

「てめえみたいなエロガキになったら困んだろうが」

ブチーーーーッ!!



「何言ってンだ!!そうなったら、そりゃ、てめえの血筋だろ!!!ヅラに聞いたぞ(嘘だけど)、この強姦魔!!!!」

ボカッと後頭部を殴られる。

「そうか、ヅラは俺をそう思ってんのか・・・」

ありゃりゃ、まあいいか。



「こそこそ二人で連絡取り合いやがって・・・」

「ガキの話だろ」

しれって言うこいつに一泡吹かせたくて・・・

「ま、俺たちは・・・堅??い絆で結ばれてますからアア!!自分の気持ちを伝えられねえ小心者に、どうこう出来る仲じゃね??けどな」

言ってやった。

「・・・・!」