銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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434風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>428
と、そこへ・・・

一人の男が入ってきた!!



サバッ!!!さっと、後ろにヅラを隠す。

あ・・・どっかでみたような・・・

「あ、白夜叉殿?」

「か・・・かか河上万斎???」

うわ??髪上げてないから分かんなかったよ、素顔も初めて知ったんですけど!!ってか、なんでここに・・・!!!

「貴殿も、この温泉に・・・きぐうでござるな」



てことは、例によって、あいつもいるの?

なんでこんなとこでこいつらに遭遇するんだよ!!
435風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 19:03:59.44 ID:26twWyqN0
察したのか、

「これはプライベート故。晋助はここには来ないでござるよ」

ほっ。よかった。

「じゃ、あんた一人ってこと?」

「いや。正確には、晋助と二人で来ているのでござるが・・・」

「!!!!!」

背後で、ばしゃっと音がした。反応しすぎだろーー!!ヅラ!!



「・・・? おや、月子殿。・・・今は女子の時間ではござらんが・・・」

「み、みんなよ!!」

「・・・安心なされよ。拙者、メガネがないからよく見えないでござる」

「信用出来るかアアア!!」

「じゃ、少し離れるでござるよ」
436風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 19:04:42.67 ID:6Ht4X+aI0
ついっと、奥の方にいってくれる。

ヅラにはそこにいてもらい、俺だけちょっと万斎に近づく。



「なあ、さっきの話だけど、あいついんの」

「ああ、晋助でござるか・・・露天風呂付き個室をとったから、大浴場には来ないはず。なにより、先程どこぞの娘を捕まえていたから、今頃部屋に二人でいるのではないかと。

会うことはないでござろうし、心配いりもうさん」

ふ??ん。良いご身分ですこと!



「鬼兵隊って何、暇なの?んで、あんたはボディガードって訳??」

「まあ、今回はプライベートでござるな。今日は・・・」

「「あ」」

分かった。夫婦揃って思い当たる。

「晋助の誕生日でござるから」

「嫌な日だね??!アルマゲドンが生まれた日だよ」
437風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 19:05:11.92 ID:eM+DzllJ0
月子が、ちょっと近づいてきている。おいおいおい。

その様子を察してか、万斎がやや大きい声で言った。

「最近の晋助は大変だったでござるよ。仕事でも大変だったが・・・どこでもらったのか、おたふく風邪にかかってしまってな。

だから慰安を兼ねて、この旅行を計画したのでござる」

へ、へえ??????。

「はやってるんだなあ・・・」

嫌な予感がする。月子を見るが、目を合わせない。まさか。



「大丈夫だったのだろうか、奴は・・・」月子が後ろから、万斎に聞く。どうでもいいだろ、そんなこと!!

「まあ、今、どこぞの娘とひとつになるくらいには、回復しているでござるよ」

「!!!!」

何?何かいま、すごい眉間に皺よってるよ!!ヅラ、てめ??・・・