銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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404風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>401
そのうち、

キイ・・・

女が、部屋から出てきた。なかなか戻らぬ晋助を心配したのでござろう。

「晋助さん、まだ・・・?」

半裸の女性。

妙に艶っぽい女でござるな。

これは美女だ。しかも、グラマー。



晋助が、顎で部屋にもどれと、女に部屋を示す。

「一体誰なの?相手は・・・」

晋助が拙者に視線を送る。

“適当に答えとけ”と言うことでござろう。その為に拙者はいるようなもの。

「まあ、大切な方でござる」

「・・・女ですか?」

「まあ、一応」

「・・・!!」女が、かっとなった。あれ?なぜ。
405風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 06:43:33.53 ID:t0gjpv8j0
「晋助さん、ちょっと!!」

突然、女が晋助につかみかかる。

「あァ?」

ひらりと晋助がそれをかわしたが、それに更に怒ったように女が叫んだ。

「私以外に大切な人って、一体どういうつもり?!」

「ちょっ、ちょっと待つでござる!」慌てて、取り押さえるが、すごい力で抵抗する。

「私を部屋で待たせておいて、浮気は許さない!」

狂ったように、叫んで、電話を取ろうとする。



晋助が携帯を上に上げると、

「てめ・・・」

止めるまもなく、晋助が女の腹を蹴った。

がくり、と、気絶する女。
406風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 06:44:39.87 ID:UTAlF5yT0
「万斎・・・」

「まさか狂乱女とは、思わなかったでござるよ」

「・・・捨てとけ」

「次に地上に着いた時にそういたす」

晋助は、女を一瞥すると、携帯を耳に当てた。
407風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2012/12/01(土) 06:45:25.21 ID:lO4SBXLF0
【高杉】

「おい」

「・・・・高杉・・・お楽しみのところ、悪かったな。・・・部屋に戻って続きでもしろ」

プッ・・ツーツー

「・・・・」

プッ。俺も、そのまま通話終了を押した。



万斉に携帯を渡せば、おそるおそる俺に聞いてきた。

「?もう話ししなくて、良かったでござるか?」

「・・・切れたから、もういい」

「かけ直さなくていいでござるか」

「・・・いい」



バタン、部屋の中に入る。