銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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389風の谷の名無しさん@実況は実況板で
ふと、男の顔がやや赤らんできていることに気が付いた。まさかとは思うが。

「あんた、おたふくしたことがあるのかい?」

「さあ、記憶にねえなあ」

「だったら、気をつけな。成人男性がかかったら、種なしになるって言うよ」



せめてもの、意趣返し。少し脅してやろう。少しはこの傲慢な男の焦った顔が見たかった。ところが、それを聞いて、男はさも楽しそうに笑った。

「そりゃ、朗報だなァ」

「なんだって?」

「気兼ねなしに腰が振れる」

ククク・・・と笑って、伝票を持って去っていく。

なんだい、あの男は。だけど、減らず口なところは、銀時に似ているねえ。