6.5 夫婦の絆
(銀時視点)
夫婦として暮らすことになった手前、以前のように桂をソファーに寝かせるわけにはいかない。
なにより、妊婦にそんなことをした暁には、周辺の女共に殺されかねない。
というわけで、例の寝室に二つ布団を引いて寝ている。
桂は、当然のごとく夜の仕事をしていない。つまり、のんきな専業主婦というわけだ。いいですね??コノヤロ??!
しかし、妊娠にも驚かされたが、その相手にもまたびっくりだ。一体全体どういう経緯でそう言うことになったのか、桂はともかく、あの高杉が!!
聞きたいことは山のようにいっぱいあるが、何となく聞けずにいる。どうせ聞いてもあの調子じゃぁ、応えてくれないだろうしな。