銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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260風の谷の名無しさん@実況は実況板で
自分でも分かるほど、ひどくかすれた声だったから、伝わったかどうかは分からない。

でも、言い直す気力もないし、

なにより、

そこで意識を失ってしまった。



白濁した意識の中で

こいつが女にもてるのが、少しだが分かった気がした。

あんなにも横暴で、荒々しく、燃えるような身体と情熱を流し込むくせに、

いつもどこかに、優しさと哀しさを垣間見せる。

こんなに、切ない気持ちにさせる男はそういない。

どうにも、たまらない。

つなぎ止めたくて、たまらなくなるんだ。

それが、なんて言う感情なのか、

考えたくもないけれど。