桂よお、どんなにあがいても、混ざり合おうと思っても、俺とお前は所詮水と油。相容れない存在だ。共通点は、液体と言うことだけ。
だとしたら、銀時の奴は、氷だよ。液体じゃないが、水とは融点さえ合えば解け合える。お前らは、そんな関係だ。
ただ、今まで、融点の折り合いが付かなかっただけだろう。
俺と銀時は・・・似ても似つかない。
たとえ俺が凍ったとしても、あいつが解けたとしても、決して混ざり合うことはねえ。
けれど、
きっとお前達も、これから先、混ざり合うことはないと俺は思っている。
なぜなら、水、油、氷。それぞれのその形が、俺たちのありようなのだから。
それぞれの、人生そのものだから。
なにより、俺たちは。
そうでなくては、生きていけない。