銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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247風の谷の名無しさん@実況は実況板で
だとしたら、

お前の望み通りにしてやろう。

その理由を知ったとき、お前はなんて顔をするだろうな。

その顔を見るのもまた一興。

そのために、

もう少しつき合ってもらうぜ。理由探しにな。お前が知りたいと言ったんだ。



「後悔、すんなよ」

奴の肩を両手で掴んで、引き寄せる。奴の髪をとめているあの紅い簪を、触るなと言った簪を、思い切り噛んで、抜き落とした。

カチャンと、床に高い音が響いて、桂の長い髪が散らばる。

あの、匂いがした。

「もう少ししたら、教えてやる」

耳元で、低くささやく。奴が小さく身震いするのが分かった。それだけで、俺は簡単に興奮するんだ。桂、お前は知っているのか?