銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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230風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>221
着物の袷をそっと開かれた。妙な気恥ずかしさがあって、高杉にこの行為の必要性の念押しをしなければと思う。お前の計画を知るためなんだ。ちゃんと、分かっているんだろうな。

「そうか・・・正直にはな」せよ、と言いたかった。

ところが、最後まで言えなかった。あろう事か唇を合わせてきた。

!!!!!!何をするのだ、貴様は??!!嫌がらせにも程がある。昨日そんなそぶりもなかったじゃないか。理解できない。俺相手に、貴様は一体何をしているんだ。

と、驚いていると、感触が変わった。どうやら、高杉が嗤ったらしい。



昨日の高杉とは別人ではないかと思うほどに、今日の高杉は俺にそっと触れてきた。まるで、こわれ物でも扱うかのように。

・ ・・なぜ、こんな抱き方をするのだろう。この男は。昨日のように、貴様らしく獣のように組み敷けばいいじゃないか。

自分の快楽のためだけに勝手に突き上げて、俺にはいっそ痛みだけ与えて、何も考えられなくしてくれればいいのに。

何故、そんな優しくするのだ。なぜ、そんな熱い目で俺を見るのだ。これでは、まるで・・・



勘違いしてしまいそうな、女々しい自分に哀しくなる。

昨日とは違った、感情、感触、そして、感覚。

優しくも激しい律動の中、やるせない思いだけが募る。

なんなのだ、一体・・・理解できない。