銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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136風の谷の名無しさん@実況は実況板で
「お登勢殿・・・すまぬが、今日は気分が悪い。早退しても良いだろうか」

将軍が来たときから、月子に何処か影のような、剣呑な雰囲気を感じていたお登勢には、騒ぎを起こさないためにも、了解することが最善に思えた。

「ああ、いいよ。ゆっくりやすんどいで」



だが、月子が去ろうとしたとき、将軍がたまりかねて手を掴んだ。

「本当の名前だけでも、聞かせてもらえないだろうか」

その瞬間、あろうことか、将軍の左ほほがゆれた。パン!と高い音がした。

「触るな!無礼な」



その瞬間、さすがの松平のおっさんも、外にいた真撰組も飛んできた。

「おい、ね??????ちゃん、なにしてくれてんの????」

「月子!」さすがの、お登勢も焦る。

月子は土方に取り押さえられた。

「離せ、芋侍!」

しかし、女の力では、それをふりほどくことは出来ない。