銀魂’〜ぎんたま〜第二百九十二訓

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128風の谷の名無しさん@実況は実況板で
2.将軍の申し出

ということで、真撰組に探りを入れたが全く分からない。

そうこうしているうちに日にちだけがたち、2週間過ぎた。何とも奇妙な光景だった。

「行く当てがない。党に戻るわけにもいかんし、(しばらく留守にすると言ってある)かといって泊まり歩く金もない。泊めてくれんか」

最初こそ銀時は渋っていたものの、桂は朝が早く、意外にも家事が得意だった。

朝起きたら、キッチンから良いにおいがしていて、泊めてもらう変わりに、と、食事の支度や洗濯をしてくれていた。

「そういや、こいつ、あんときも何か料理当番だったよな・・・」と、過去を懐かしく思いつつ、まるでお母さんのような桂を見ていた。



いそいそと食事の準備をする妙齢の美女。しゃべらなければ、桂じゃないと思えば、何とも様になっている。

銀時は、これで二人っきりだったら、まるで夫婦みたい・・・と甘い考えが浮かぶのを振り払い、いやいや、でもこれ電波野郎だから!と思う。

だが、不思議なことに、悪い気はしなかった。

神楽も、「楽で良いアル??ずっといて良いよ、ヅラ」と言ってごきげんに受け入れていた。