古賀 いたみは長期戦には不向き。
急激にパワーが落ちるという特性を持つ。
この特性を応用して、重いレールを担がせて、
パワーを大幅に落としてから捕獲する作戦もできるな。
気動車で言えば、古賀 いたみは3段6要素の変速機を搭載したキハ58系のような特性だな。
起動直後のトルクは大きいが、速度が上がっていくに連れて、急激にトルクが低下するという点は、
ある意味で、古賀 いたみのエネルギー消費と同じだ。
また、古賀 いたみは最終減速比が4.440と非常に高いため、高速域での性能は悪くなっている。
ただし、真希波・マリ・イラストリアスのように、変速2段、直結5段としたものは、急激にトルクが
落ち込み始める前に変速2段、直結1段、直結2段と段階的に切り替えていくので、
古賀 いたみのように急激にへばる様子は見せずに済む。
真希波・マリ・イラストリアスは直結多段化で伝達効率を向上させている。
一方、黒神 めだかの場合は、1段3要素の変速機を搭載するキハ181系のような特性だ。
起動トルクは小さいが、比較的落ちが緩やかであるという特性を持つため、15km/hあたりからは
古賀 いたみの編成を大幅に引き離す感じで逆転するようになる。