名瀬島線
名瀬島本線として開通する予定の鉄道路線だったが、半分が単線区間として開通したのみに終わり、残り半分は未成線のままである。
本線として前提されて建設されたためか、線路規格は高く、レールも上品のものを使用している。駅間距離が長く、ほぼ平坦な路線のため、
列車の評定速度は70km/hにも達する。
新幹線の線路規格に基づいて建設されたため、カーブはできるだけ少なくされている。このため、山岳区間はトンネルが多くなっている。
もし、名瀬島本線として開通したら、全線が複線で、立派な主要幹線で、貨物列車の乗り入れを行う予定だったとされる。
めだかボックスの世界を支える地方交通線である。列車はすべてキハ40系気動車で運行されている。
不知火 半袖
「マリ、名瀬島線のディーゼルカーって原型エンジンなの?」
真希波・マリ・イラストリアス
「そうよ。すべて非冷房車で、エンジン未更新車なの。
オリジナルの原型エンジンのDMF15HSAエンジンを搭載しているのよ。
このキハ40は、寒冷地仕様の車両であり、台車は
DT44空気バネ台車を使用している。温暖地では過剰装備だわ。」