【だからおれはこいつらとどうしつはいやなんだ】
「高杉ももう寝ているようだし、そろそろ灯りを消すぞ。……うむ。おやすみ
、銀時」
フッ。行灯の灯りが落ちた。
延べられた3組の布団でギュウギュウに詰まった畳敷きの部屋が、たちまちに
夜の黒色に包まれ、静寂に沈む。
1人、先に就寝した高杉に続き、銀時と桂がゴソゴソとそれぞれの寝床に潜り
込む。
―――5分後。
「……。……。……。……、おい、何だこの手は?…あっ、こら!戯れは止さ
んか銀時っ…っ!?」
―――それから1分後。
「えっ、ちょ、あっ、ま、待てっ…!と、隣に、高杉っ……あ、駄目っ、止め
っ……ぁっ……」
―――更にそれから3分後。
「ふ…ぁあっ…!お、女子じゃないのだからっ、そんなトコ、吸ってもっ、何
も出なっ……ンッ、くふぅっ!」
―――また更にそれから5分後。