ポケットモンスターベストウイッシュ 122

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143風の谷の名無しさん@実況は実況板で
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/poke/1317075157/

ムクホークにとって進化前はあまりいい思い出は無かった。ムックルの時はシンジに一蹴されてムクバードの時は雑用をして抱きまくらに飛び付いた。
最終形態デビューだった。
仲良しダイパ組。夜が明けてムクホークはダイパ組に聞いた。
君達はタマゴを産むお手伝いはしないのかい。

時期が早いとナエトルは言った。
優しい黒目サトシはタマゴを産んでくれるのかなとグライオンは言った。
ポッチャマから聞いた炎タイプの最初の3匹っていうのとゴウカザルは言った。
ドラゴンかシロナさんのガブリアスとガブリアスは言った。
相手に頼まれたら別にいつでもとブイゼルは言った。

ナエトルのそういうところが好きだよとムクホークは言った。ありがとうとナエトルは言った。
グライオンは道を踏み外さないで欲しいよとムクホークは言った。テヘッとグライオンは舌を出した。

ガブリアスとゴウカザルは意外と種族とか身分とかを気にするんだね。軽くショックだよ。
ゴウカザルが貴族で俺が召し使いというわけじゃないよ。平等な優しい黒目サトシの手持ちだよ。
ガブリアスも俺も同じ対等で互角な優しい黒目サトシの手持ちだよとムクホークは言った。
そんなつもりじゃなくてただ何となくそう思っただけでとガブリアスとゴウカザルは言った。

ブイゼルはきっと今のままでもモテる。ただ、進化した方がモテるのも事実だよ、俺が言うんだから間違いないさ。
進化は変わる。顔が変わる。体格が変わる。そして、性格が変わる。
ブイゼルも進んでみたら良いかもしれないよとムクホークは親切心で言った。

私は進化しないよ。
進化だけが生きることじゃあない。それはナエトルとナエトルの仲間の私達ならば分かっているはず。
たしかに進化の光ヒカリに包まれたいと憧れ焦がれた事もあったさ。
だけど私は決めた。
光に焦がれることは止めよう。私にはサトサレシ道がある。
それこそが、私の進む道だと気が付いたのさ。ブイゼルは酔いながら言った。
優しい黒目サトシは改造で透視盗聴しながら微笑んだ。