ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第77小隊

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694風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>682
>>683 にも書いたけど、アメイジング・グレイスが戦闘阻止の完全な決定打となった、
というような解釈に安易に導くような描写を故意に避けたんじゃないかな。

要するに「音楽で戦争を止められるか?」という、マクロス以来この種の作品の抱えてきた
根本的な問題(常識的現実性とアニメ的虚構性の相克)を両立する為の、
この作品なりの選択と。
つまり、カナタが停戦破棄を止めたとも、ただの時間稼ぎにしかならなかったとも、
どちらでも解釈できる道を残した。

実際、戦場での場面ではリアルとファンタジーの双方を交互に挟み入れてバランスを取っている。
つまり、両軍の混乱を入れると下記の項目で最も尺の長い2が強調されすぎてしまう惧れがある。

1.停戦信号むなしくあわや両軍突撃(リアル)
2.アメイジング・グレイスで両軍停止(ファンタジー)
3.我に帰り突撃を指示するヘルベチア軍司令官(リアル)
4.皇帝の婚約者登場(ご都合主義的なファンタジー)
5.和平調印書の提示による真の停戦(リアル)