獣の奏者 エリン　33

>>830
それだけ霧の民が恐れられ、差別される存在だったってことだよ。
原作では、ソヨンを牙の世話役にしていたのは
医術の腕を買っているというだけではなく、
何か問題が起きた時のスケープゴートにするつもりだったのだろうと匂わせている。

ソヨンもそれはわかっていたけど、エリンを育てるために村に留まることを選んだ。
村で暮らす以上はその掟に従わなきゃならんし、
逃げ出すにはそれこそ闘蛇を操るぐらいしないと無理だったはず。
それは霧の民としての禁忌を破ることだからできなかった。

>>834
最後に旦那の名前を呼ぶところで泣けたよ。
決して辛いだけの人生じゃなかったはずだよな…