スレイヤーズEVOLUTION-R 竜破斬49発目
◆Revo 07話 (*1)
男「へっ やっとズーマが動き出したか」
ゼル「ズーマだと!? おい貴様、今ズーマと言ったな! ズーマがここにいるのか!」
男「お前らもおしまいだ ズーマが本気を出したとなっちゃあ」
ポコ「ズーマ?」
アメ「なんですかそれ?」
ゼル「暗殺者の中の暗殺者、ズーマ。
だが、その素性や暗殺の手段を知るものは誰もいない。
何しろ、奴に狙われて生き延びたものがいないのだから。」
◆Revo 10話 (*2)
ズーマ「闇を闇で喰らうとは 面白い呪文を使う」
リナ「金色の魔王の魔力を使った呪文 あたしの奥の手よ」
ズーマ「奥の手か お前を調べ上げた中にも無かったな」
リナ「調べ上げたですって? 一流のアサシンは標的のことをこと細かく分析するって言うけど、本当みたいね」
ズーマ「そうではない。
アサシンゆえにお前のことを調べたわけではない。
お前のことを知ったがゆえに暗殺者の道を選んだのだ。」
リナ「どういうこと? あたしの命を奪うために暗殺者になったっていうの?」
◆Evo-R 08話 (*3)
●Aパート
ラドック「そうだな、お前の母が死んだときの話をするには、いい機会かもしれん。
あれはまだ、私の親父 お前の祖父が当主だった時の話だ。
親父は阿漕とまで言われた商人で、正直、後ろ暗いこともしていたんだろう。
それゆえ、恨みや妬みを方々に買っていたんだ。
そして狙われたのが、私とお前の母親だった。商談の途中に盗賊たちに襲われ――
――気が付いた時には、どことも知れぬ地下牢に閉じ込められ、その時の怪我で……。
親父がようやく身代金を払うまでの間、私は動かなくなったお前の母親を見つめ続けるしかなかった。」
ラドック「この私に他にどうすることが出来る。盗賊を捕らえ、その裏にいる奴を捕まえるのか。そんなのは雲を掴むような話だ。」
ラドック「今となっては敵討ちなどしようがない。その盗賊たちは、数年前に戦いに巻き込まれて死んでしまったらしいからな。
かつて神聖樹のあった町、サイラーグでの戦いに巻き込まれて。」
ラドック「それに私は忘れたわけじゃない。忘れられると思うか、愛する者が死んでいく様を見せ付けられたことを。」
●Bパート
ズーマ「再び逃げるために新たな腕を得たわけではない」
ガウ「じゃあ背中でも掻くためだってのか?」
ズーマ「お前達を倒すため その為に冥王の壷を手に入れ
その中に眠る すなわち レゾの力を以って魔族をこの身に取り込んだのだ」
ポコ「レゾの力!? 魔族だって?」
リナ「それって……」
ズーマ「目にすればわかる」
リナ「あれは!」
ガウ「こないだの魔族たち!」
グドゥザ「これは何の真似だ!」
デュグルド「レゾとの契約により貴様と契約していたが、たかがアサシン風情が うぁ…… き、貴様……」
ズーマ「レゾに願ったのはこの腕の代わりとなる生贄だ 口汚い手下などではない」
ポコ「魔族を自分の身体に取り込むなんて」
ガウ「ムチャなことしやがる」
リナ「アサシンとしての いいえ、人間としてのプライドすらも捨てちゃったみたいね まるで」