「なんでおれにはたった一人の苦しんでいる女の子も救う力もないんだ」(第5話)
このセリフとか、聞いて鼻で笑ってしまう。伝わるかなぁ?だって、そうでしょう?
いきなり殺しあいに投げ込まれて、それでも女の子を救うような、常識が外れている性格の人間であれば、
過去にもそういうことを何度も経験しているはずで、「いまさら」現実の過酷さを突きつけられて悩むなんてことはあり得ないと思いません?
リアリティーからして。なんどもなんどもそういう苦しさを味わっているから「こそ」助けたいと、
躊躇なく思うような壊れた性格が出来上がっているのであって、「いまさら」ながらにこういう感想は出てくるような奴は、
「人を助けたいと心底もった経験がない」人の意見なんですよ、これ。
そういう人が「初めて直面する」感情としてはよくわかる。
けど・・・・うーん、、、まぁ僕は、オタク系のものにシンパシーがあるから見続けるけど、
その他の映画なり、女の子とのデートなりとかと比較した時にそれ以上のというか同等レベルがないと、
選んでもらえないと思うんだよなーこの程度じゃぁ。内輪の人間に愛されるのは当然として、
それプラスアルファをしないと、市場としては縮小していくにきまっているんだからさ。
ちなみに、6話以降・・・主人公が、解決の方法を見出したり、インデックスのために記憶を失った後で、
同じセリフはとても有効なものとなり、感情移入しやすくなる・・・。
これは、やはり導入の部分の演出手法が、とても下手だったために起きた現象だなぁ。