4月から2クールでよろ
2 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/08(木) 18:34:13 ID:e33L0ar/
よしだみのりん
3 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/08(木) 18:34:33 ID:vpSpzwg3
うゎ糞スレ立てんなよ
4 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/08(木) 18:59:31 ID:0UikKtCD
まともに始めなさいよ!
人生の宝物を探しにいこう
なんだぁ、この糞スレは…
ヒュイゴー ヒュイゴー…
おもらしぷしゃー
なんだね
みのりん『明日 学校で朝 早いからアフター無理です
わけわからん、削除依頼だせよ
>>1 みのりん?
しょせん、原作者が自己投影したヒロインに、出来レースで負けるお笑い要員なんだよ
くぎゅアニメに夢を見たおまいが悪い
12 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/09(金) 04:08:18 ID:ajHSjtFe
jjjjjjjjjjjjj
原作ではどうせ大河なんだから
アニメはみのりんがいいな
千秋の中の人かと
そういうのは脳内エロゲで補完しとけ
あと削除依頼も忘れんなよ
俺のターン!ドロー
速攻魔法
>>1 削除依頼出しとけよ
17 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/09(金) 09:05:51 ID:S7ktKum5
対魔師ビビってる〜
HEY!HEY!HEY!
対魔師ビビってる〜
HEY!HEY!HEY!
だいたいあのリュウジとかいう腐ったマゾ奴隷とみのりんをくっつけて、誰が得するんだよw
圭一かキョンか岡崎最高ぐらいにはまともな男が主人公じゃないと、認められんな
19 :
大前提 1/3:2009/01/09(金) 22:20:51 ID:/gBDYF9Q
しくじった、と思う。自分で考えているよりも衣装を着るのにはるかに時間がかかった。
今頃大河は膝を抱えて一人で泣いているんだろうか。あの夜のように毛布にくるまって
誰も来ない寝室で小さい体を更に丸めて泣いてるんだろうか。
ふざけている、と大河に言いたい。自分だけさっさと竜児に「幸せ」という名のバトンを渡して去っていく。
人に渡す幸せはあっても自分の幸せを望まない。何がいい子だ、と走りながら鼻血が出そうになる。
恐らく今の素顔を見せたら街行く人の大半はモーゼの十戒のように道を切り開いてくれる、そんな妙な
自信さえ生まれてくる。着ぐるみの中は想像以上に暑い。走っている息が熱い。それでも竜児は走る。
大河のために。
見慣れた交差点を渡り、大河の家がすぐそこ、という所に彼女はいた。どうしてそこにいるのか分からないが
何度も恋焦がれた相手である彼女を間違いようがない。
櫛枝実乃梨、その人が信号の前に立っていた。気付いた時には遅かった。竜児はそのまま近くに待機する。
見つかりませんようにと心の中で手を合わせるが格好が格好である。すぐに気付かれた。
竜児はいかにも通りすがりのクマのように振舞おうとそっぽを向いた。なんだったら口笛だって吹いてもいい。
だけど実乃梨はすぐに近寄ってきた。さすがに確信はないのか不思議そうに見ていたがやがて口を開く。
「高須君?」
ブンブンと首を振る。こんな所で往生際が悪いとは思うが実乃梨にこの姿を見られる訳にはいかない。
学校で待っているはずの自分がこんな所にいてはいけないのだ。高須必死だなと笑ってくれるような雰囲気
だったらいいのだけれど・・・。
「高須君・・・・だよね」
実乃梨はクマが首を振るのを見て確信していた。やはり自分は間違っていなかったと。自分にとって大事な
彼女は、彼にとってもとても大事だったのだ。彼女は彼が自分を待っていると言った。ところがどうだ、いるはずの
ない彼は彼女の家の側で信号を待っている。クマのかっこで。
疑いが確信に変わった途端に自分がここにいるのが惨めに思えてきた。なんで自分はここにいるんだろう。
分かっていた。誰にとって誰が大事なのかを。それを目の当たりにして、なんだかとても悔しくなって、
実乃梨は逃げ出そうとした。
20 :
大前提 2/3:2009/01/09(金) 22:24:24 ID:/gBDYF9Q
竜児の頭の中は真っ白だった。どうしようどうしようどうしよう頭の中で繰り返す。実乃梨に気付かれてしまった。
待っているはずの自分がこんな所で何をしているというのだろうか。大河にバトンを渡すため?そんなこと言っても
自分の頭の中の出来事でしかない。実乃梨に渡す?そう言えば渡す予定だったプレゼントがないことにも気がついた。
高須君だよねと言って俯いた実乃梨は逆方向に向かって走り出そうとしていた。
いつか走った電撃のように、クマの右手は実乃梨の腕に。
勢いのままに腕を振り切れば振り切れるのに実乃梨はそこで止まった。
「・・・離して」
俯いたままで言う。いつものような激しさはない。肩の震えは決して寒さのせいだけではない。
頭の中はパニックだが竜児は首を振り、離す意志がないことを無言で告げる。
ここで離してしまったら、実乃梨はどこまでも遠くに離れてしまう、そんな気がした。
「離してよう・・・・」
俯いたままで小刻みに震えている肩は本当に消えてしまいそうで
竜児はそのまま腕をを手繰り寄せて抱きしめていた。
普通の格好だったらまず抱きしめるなんて選択肢は存在しなかったが今はクマである。
着ぐるみは人を大胆にさせる。竜児も着ぐるみでなかったら多分そんな大それた行動を
とれなかっただろう。ありがとう着ぐるみ。
櫛枝・・・俺は・・・ずっと・・言いたかった・・・
腕の中にいる実乃梨に向かって精一杯の声で語りかける。だけど着ぐるみだから声は伝わらない。
もごもごもごと呼吸音にも似た音だけが彼女の耳に。
何言ってるのか分からないよ・・・高須君・・・と顔は上げずに実乃梨はつぶやく。
ズボッと頭を取ると冬の空気が一気に流れ込んで冷たい。
汗でぐしゃぐしゃになった顔は見るも無惨かもしれないけれど、側ににいる実乃梨を
しっかりと見つめる。怖い、かもしれないが一番伝えたい人に一番伝えたいことを伝える機会は今しかない。
息を呑んで一気に告げようとしたその時実乃梨の口が動く
「大河は・・・どうするの?」
21 :
大前提 3/3:2009/01/09(金) 22:25:40 ID:/gBDYF9Q
大きな瞳は戸惑いを隠せていない。今にも泣き出しそうな顔がこれまでの苦悩を語る。
「高須君・・・」
「お、おう」
「高須君・・」
いつぞやの繰り返しになってしまうが返事がうまく浮かばない。大河のことは関係ないと大きな声で
言えたらいいが、今のこの格好はまさに大河のため。関係なくは無い。
「高須君は大河を大事にしてるんだ。今の格好を見れば分かる。私も大河が大事なんだ」
何を言おうとしているのか分からない。
「だから、高須君。私は、君を好きになっちゃいけないんだ」
精一杯の笑顔には涙が今も流れている。竜児が渡そうとしたバトンを実乃梨は受け取ってくれない。
それが分かった。
「お、俺は・・・・」
自分でも何を言おうとしているのか分からない。ただ、実乃梨の言うことには納得がいかなかった。
実乃梨が好きになっちゃいけないのは分かった。だけど俺は、高須竜児は櫛枝実乃梨が好きだ。
それをなんとしても伝えなければならない。言われっぱなしではいけない。
「初めて、お前が下駄箱で、俺に笑いかけてくれた時からずっと」
「私のことは忘れてよ」
「二年になってクラスが一緒になって死ぬほど嬉しかった」
「やめてよ」
実乃梨は涙が止まらない。
「べ、弁当褒められた時も嬉しかった」
・・・・だから・・・私は・・・実乃梨の言葉は声にならない。
「別荘ではまんまと騙されたけど、あのベランダでの話は忘れない」
言葉にならない声でやめてよといいながら実乃梨は肩を奮わせている。いつしか竜児の目にも熱いものが
こみあげてきていた。
「文化祭・・・喧嘩したけど・・・最後に・・・・手を繋げた・・・」
竜児も自分の言葉がうまく言えない。
それなのに、それなのに、なんで。お前が好きになっちゃいけないから、俺も好きになっちゃいけないなんて誰が
決めた。
「櫛枝・・・・俺はお前が好きじゃいけないのか・・・?」
言ってしまった。ついに。相手に拒否されても知らない。自分の気持ちは自分のものだ。伝わるかどうかは
分からない。だけど、言えた。
実乃梨は泣いている。自分の心の痛さに泣いている。
「わた・・しも・・・・たかすくんが・・・・好き・・・だよ・・・・」
嗚咽でかすれながらだが確かに聞いた。実乃梨も竜児が好き、と確かに聞こえた。
天にも昇る気持ちになどなれっこない。相思相愛、その先にみえる一人の少女の結末が見えるから。
今も一人でベッドでくるまっている一人の小さな彼女のために、優しい二人はどうすればいいのか。
好き合う二人はお互いの気持ちを知りながら直も近くて遠い彼女の事を思って泣いた。
二人を照らすオリオン座だけが煌々と彼らを祝福しているのだった。
「で?迷惑だと思わないの?」
大河は物凄く不満そうな顔でクマを見上げる。クマは首をぶんぶんと振る。
実乃梨は鼻メガネをかけている。頭にはたまたまコンビニで売っていた安いトナカイの帽子。
サンタとトナカイセットでまさにクリスマスだ。
「たまたまそこで会っちゃったんだよ〜。メリークリスマス大河!」
「みのりんもなんで一緒に来ちゃうかな・・・」
「そんなこというなよーつれないじゃないかー」
珍しく実乃梨から大河に抱きつく。うりうりとふかふかの大河の頭に頬摺りすると大河もなんだか
照れたような笑みを浮かべる。
「ほーんと、あんたときたらわざわざこのエンジェル大河様がセッティングしたっていうのに全部無駄に
しちゃうんだから」
ボスボスとクマの腹の辺りを叩きながら小声で竜児に言う。ホントに痛いんだが。
「ちゃんとみのりんに告白したんでしょうね?」
竜児は何も言えない代わりにサムズアップで答えてみた。
大河はエッという顔を一瞬したが、なぜか竜児に抱きつき
「このクマあったかい!フカフカだよみのりん!ほら!」
と言って顔を埋めてきた。実乃梨も大河に引っ張られて竜児につかまる。
ぐりぐりとやっている大河の目にうっすらと涙が滲んでいたような気がして心がズキンと痛む実乃梨だった。
みのりんアフターならクリスマスでちゃんと告白しねーといかんもんねー。
ってことで妄想をしてみた。ネタバレすぎるから原作既読者しか受け付けん。
糞スレだしいいよなー。わっはっは。
よくない、全然駄目だ
まあ竜児じゃあ、この程度のキモイ妄想しか出ない罠
26 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/01/10(土) 17:45:21 ID:0LFMY/UA
かまわんよ〜
ボクは〜
なかなかよかった