魍魎の匣 12

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4風の谷の名無しさん@実況は実況板で
加菜子を突き落としたのは頼子。
完璧な筈の彼女にできたニキビと泣き顔に失望した電波女。
加菜子は母親の陽子と、陽子の実の父=美馬坂幸四郎の間に出来た私生児。
(誘ったのは異常なほどのファザコンの陽子)
陽子は若い頃、柴田財閥の御曹司、柴田浩哉に見初められ、浩哉の提案で加菜子を浩哉の子と偽ることで
柴田財閥から養育費などをせしめる。

美馬坂は娘であり孫の加菜子を、無数の代用内臓(箱状)等により成る巨大な人工人間=箱館によって生かした。
箱館を駆動させるには莫大な金が要る。
死にそうな柴田財閥の創始者、柴田耀弘が浩哉(故人)の偽りの娘=加菜子に全財産を譲るとか言い出す。
しかし加菜子の方が耀弘より先に死に、相続できなさそうな状況。

耀弘から当面の金をふんだくろうと、陽子は狂言誘拐の脅迫状を作り、木場に発見される。
須崎が入れ知恵をして、加菜子を誘拐して生死不明にすることで、耀弘の財産を相続させようと言い出す
既に心臓・肺以外の内臓を摘出され手足も切断された加菜子。
衆人監視のなか箱に詰められ、裏庭の焼却炉のなかの最低限の生命維持装置へ。
そこへ柴田のスパイとして14年見守る内に加菜子を愛してしまったロリ雨宮、須崎を殺害、加菜子の首を箱に入れ連れ去る。
道中で雨宮は久保 竣公にまだ息のある加菜子を見せびらかす。

キチガイ久保、自分もあれ欲しいなーと思って少女を連続殺人。
実父の兵衛につくらせた箱に要らない部分の手足を詰めて、撒き散らかす。
ついでに電波女の頼子も毒牙に。
それらの日記をハコの中の娘という小説として発表。
加菜子その後ミイラ化。

久保、箱少女がうまく作れず死んでしまうので美馬坂に相談に行く。
何故だか自分自身が首だけの箱男にしてもらう。激しく後悔。美馬坂を恨む。
美馬坂は自分の行った猟奇的生物実験を京極堂・関口・木場らに咎められ、
自分を異常に慕う陽子を「加菜子と同じ永遠に死なない機械の体をやろう」等と誘い箱館の屋上から逃避行しようとする。
美馬坂、一緒に連れてきた上半身だけの久保にかみ殺される。陽子、久保を絞め殺す。
ストーカー木場、横恋慕していた陽子を自らの手で逮捕しておわり。