天体戦士サンレッド その6

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759風の谷の名無しさん@実況は実況板で
>>727
ヴェルディは読売系列のクラブで、元々巨人よろしく、東京を本拠地にしたがっていた。
でも、Jリーグ開幕当時の東京には、「聖地」として中立地扱いの国立競技場を除いてJリーグを開催できる大きさのスタジアムがなくて、
仕方なくよみうりランドのある川崎を本拠地にすることに。

そんな風に川崎にやってきたので、当時のヴェルディは「川崎に“いてやっている”」という意識が凄く強かった。
地域交流やファンサービスを全くといっていいほど行わず、ファン感謝イベントは東京で開く始末。
そんなだから川崎市民からは当然反感を買って、カズやラモスなどスター選手を抱える屈指の強豪だったにもかかわらず、
ホームの観客動員は、Jリーグバブルの当時からあまり芳しくなかった
2000年に、調布市に味の素スタジアムが出来ると、待ってましたと「東京ヴェルディ」に名を変えてとっとと移転。
でも、東京にはずっと活動していた「FC東京」という地場クラブがあるので、ヴェルディのファンは移転で更に減っている。
ともあれ、この顛末で川崎市民にとってのヴェルディは、トラウマに近い存在になった。

川崎フロンターレは新興クラブだけど、ヴェルディも反面教師にしつつ、
ゴミ拾いやサッカー教室などのボランティア活動、川崎市民との交流イベントなども積極的に行った。
川崎の行政や市民は、ヴェルディや野球のロッテが相次いで川崎から逃げ出したせいで、
「スポーツチームの支援」にネガティブイメージを抱きかけていたんだが、
フロンターレは真摯な地域貢献活動によってそれを克服。
実力もJリーグ屈指のものになり、今や常時2万人以上を集める、地域密着の人気クラブに成長した。

つまり何が言いたいかというと、とてもフロシャイムによく似たクラブなんだ、フロンターレは。
親和性は高いと思う。