乃木坂春香の秘密　イノスマ18冊目

>>530
えーとまず。
＞女に興味がないんじゃない、あきらめてんだよ
は、単に一緒に住んでいる二人のガサツさや慎みのなさを
散々見せられている事から来ている。（序盤の家での光景〜通学光景はそういう描写）
だがそこで、自分が持っているそういった認識と全然違うタイプの子が、
ふとしたきっかけで身近になって、自分の想像を超えた反応（しかも姉と違い嫌じゃない）を
返してきたら、さてどうだ。
とまあ一話はそういうボーイミーツガール話の典型な訳よ。

んで
＞一面どうこう
のやり取りの前には、春香は女であっても諦めの対象じゃなく気になる存在って事が
とっくに描かれてるんだよな。
裕人は自分が何故か避けられてると認識した後、必死に何とかしようとしていたりとか。
もし春香への認識が今までの女観の範疇なら、ここでもう関わらずに放っておくはず。
だから、最後のやり取りも全然いきなりではないんよ。

そういった諸々流れをスルーして最後のセリフだけをセンサーに引っ掛けて解釈しようとすりゃ、
そりゃ置いていかれるのも無理はないんジャマイカと思う訳で。

ちょっとキッツイ事言って悪いけど。
置いていかれてるってのは作品のせいじゃなく、
単に君自身が（こういう作品を普通に楽しめる）人並みの
読み取りスキルを持ってないからじゃないのか、と思う訳だ。