カケラ紡ぎ
005. 生贄第一号 024. おやっさん
001. C103投与実験 014. 白川公園転落事故
004. 研究快調 019. 定期監査
015. 古手夫妻怪死事件 003. 赤いカプセル薬
006. 生贄第二号 028. 兄の苦悩
002. H170 011. 女王の母の不信
022. 一二三四 007. 生贄第三号
030. 北条悟史 039. 北条沙都子
029. 北条兄妹 038. 園崎魅音
035. 部活結成 037. 竜宮レナ
032. 四年目の足音 031. 休部届け
016. 北条叔母撲殺事件 008. 生贄第四号
025. サイコロの1 020. 失意
021. デジャヴ 042. 終末への誘い
034. 新しい風 033. 分譲地下見
036. 前原圭一
026. 地元説明会 009. ダム計画撤回作戦
040. 古手梨花 023. 富竹ジロウ
018. 入江京介 017. 入江の生い立ち
012. 女王への協力依頼 010. 谷河内の採石場
027. 神主の憂鬱 013. バラバラ殺人事件
041. 昭和58年6月
043. 暇潰し編のカケラ
044. 鬼隠し編のカケラ 045. 罪滅し編のカケラ
046. 綿流し編のカケラ 047. 目明し編のカケラ
048. 祟殺し編のカケラ 049. 皆殺し編のカケラ
050. 祭囃し編のカケラ
051. カケラ屑
052. お子様ランチの旗 ……彼女にだって救いが、必要です
信じるというのは、希望という名のコインを賭けることだと彼は例えた。
つまり、…信じるということはリスクを負うということ。
勝てば得るものがある代わりに、負ければ失うものがあるということ。
多くの博打がそうであるように、私たちは絶対勝てる勝負を探してコインを賭けようとする。
だが、多くの博打がそうであるように、絶対勝てる勝負など存在しない。
時には勝ち、時には負ける。
そうしながら、希望というコインを増やしていくのだ。
だが、負けが込めば賭けるのが嫌になることもある。
……そうして気付くのだ。何も賭けなければ、何も失わなくて済むことに。
何も賭けないということは、何も信じないということ。
何も信じないということは、何も関わらないということ。
何も関わらないということは、いないのと同じ。
だから彼女は、“いなかった”。
胸の中に残るコインは最後の1枚。それを失えば自分は消える。
……それを恐れればこそ、賭けることに怯え続けた。
無意識の内にそれを賭けてしまわないよう、あらゆる勝負に関わらないよう、逃げ続けた。
でも、ポーカーというゲームがそうであるように。…降りることでも失うコインがある。
彼女は最後のコインを失うまいとして、……その最後の一枚を緩慢に失おうとしていたのだ。
そして、…彼女はもうひとつ知らないことがあった。……いや、それは私も知らなかった。
賭けるコインが多ければ多いほど、……私たちのしているゲームは、勝率が上がるというのだ。
つまり、私たちが怯えれば怯えるほどに、目の前のゲームはいつも負け続けるというのだ。
御神輿担ぎだってそうじゃないか。
天秤の均衡が、わずかの重さで決壊するのと同じに違いない。
目の前にある大きく重い御神輿が、どうしても担ぎ上げられない。みんなが懸命にそれを担ごうとしているが、それが出来ない。
私はそれを見て、どうせ担げないからと手伝おうとしない。
勝てないゲームだからと参加しようとしない。コインを賭けようとしない。
……そう。それは間違っているのだ。
私が担ぐのに加わることで、御神輿は軽々と持ち上がるかもしれないのだ。
私は永いこと傍観者を気取ってきた。目の前の出来事が乗るか反るか、賭けるに値するか、
それを眺めるだけの存在だと誤解してきた。違うのだ!私は傍観者なんかじゃないし、そうであってはならない。
自らも参加すべきなのだ!
目の前のゲームは、一見勝てない勝負だ。一見それは賭けるに値しない。
だが、それに賭けることで、加わることで、信じることで、勝敗は変わるかもしれないのだ!
何かに賭けるということは、何かを信じるということ。
何かを信じるということは、何かに関わるということ。
何かに関わるということは、いるということ。
だから彼女は今こそ、“いた”。
Cパート最後のセリフは祭囃し突入フラグ
↓
赤坂カット(仮に来週、赤坂のカケラを入れても不自然)
■その理由
目明しで双子の入替わりカット
↓
地下の双子和解シーンが入れられないのでカット
↓
地下逃亡→即、裏山逃亡にしよう
↓
梨花救出の赤坂カット
原作信者、ここでお別れですwwwwww
お疲れ様でしたwwwwwwwwwww
誰もやらなそうだから、今回は俺がやってみたwwwwwwwww
これかぶらないかどうかってドキドキして楽しいなw