>>353 明日夏も摩央もなんか人格や口調が違うというか。
摩央姉は、原作の口調にちょっと可愛いというか丸みを帯びた甘いテイストが
感じられたのに、それがない。対サックス言わずもがな。
明日夏に至っては、もはや別人格。
あんなけんもほろろに、突っかかりまくりの明日夏なんて明日夏じゃない。
サッカー部の勧誘に「ボールを蹴ってストレス発散」などとサッカーを
なめてるような発言をする明日夏なんて明日夏じゃない。
あれは明日夏ターンじゃなくてターン明日夏、∀だ。
大体、第二話の明日夏は、「こういうキャラですよ」というのを魅せる実質的な
初お披露目だろう。そこで、あんな改変を、しかも栗生さんとモロにかぶりまくりの
キャラにして何の意味があるねん。
原作の明日夏なら、いきなり突っかかったりしないで、「そういえば相原君は
映研にも入ってたっけ。そっちはどう?」とまず相手のことを尋ねたり、
「3人しかいないんじゃ大変だよね〜」と気遣ってあげたりしたはずだ。多分。
もしくはこっちを手伝ってくれという場合でも、アニメみたいな
「補欠だろうがなんだろうがお前一人が勝手な行動とってんじゃねーよ」みたいな
ニュアンスじゃなくて、自らが補欠ということにやや卑屈っぽい態度をみせる赤毛に対し
「補欠だって、立派な部員だよ!同じサッカー部の仲間じゃない。
あたしなんか、そもそも試合に出られないんだから」と爽やかな笑顔で
ポジティブに言わせたりすれば、このコいい子だな〜と、普通なら
思うことができると思うのだが。つくづく、あの描写はないよなあ。
その点、東雲版は第一話で明日夏の魅力を見せるのが非常に上手かった。