「天保異聞 妖奇士」は土6史上最悪の糞アニメ2

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2風の谷の名無しさん@実況は実況板で
會川昇氏>
ポイントは「土6である」ということに尽きます(笑)。
土曜の夕方って休日の大人も見やすい時間帯ですよね。「大人」と「子供」という
2つの世代のものの見方って、かなりかけ離れているように思えるんです。
だったら現実と異界という2つの世界を描くときに「大人」と「子供」という
もうひとつの違う世界を重ねてみたらおもしろいな。と。
理想の大人とは?正しいヒーロー像とは?とか、そういうことを描いていきたいですね。
(ニュータイプ9月号)

南雅彦氏>
すぐそこの闇になにかが潜んでいるかもしれない、江戸時代の生活に密着した
不安感を描くことで、現代の心理的な不安感も浮かび上がるのではないでしょうか。
それを乗り越えていくパワー全開の作品にします。
ジャパニメーションと呼ばれるようなオシャレ作品ではなく
最高の「テレビまんが」が目標です。

錦織博氏>
この作品では現実に直面して悩むのではなく、負けずに立ち向かう姿を描きたいので
主人公を大人にしたんです。ウルトラマンも仮面ライダーも昔のヒーローは大人でした。
彼らと同じように1話から光輝くヒーローにしますよ。
妖夷も不思議で美しいものになりそうですから、新しい「怪獣バトル」を見せます!

(アニメディア9月号)
3風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2006/11/06(月) 08:23:52 ID:9S1Vot/+
錦織博氏>
ええ、すっかり成長したオトナは常識的な行動をとりがちですが往壓はグレて
いるので、つい余計な反応をしてしまうんですよ。特にエラそうな相手に
ひねた反応をするようで、浮民の親子をバカにする雇い主に、わざわざ
往壓自身の浮民印を気付かせたりする。こうした損得抜きの行動はヒーローらしい
と思いますよ。

(アニメディア9月号)
4風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2006/11/06(月) 08:24:44 ID:9S1Vot/+
アニメージュ9月号より抜粋。

會川昇氏>
時代劇になったのは純粋に僕の意向です。僕は、基本的に時代劇が好き・・・と
いうか、将来的に時代劇だけを書いて生きていきたいと思っているくらいなんですよ(笑)
舞台に天保年間を選んだのにもいくつか理由がありますが、ひとつは、絵的に
一番時代劇らしくなるのがこの時代かな、ということ。
また<天保の改革>という圧政の時代なので
「お上のやることには従えねえや」みたいなわかりやすい時代劇にもなる(笑)。
この舞台を使って今回は「ヒーローもの」をやってみたいと思っています。
どうしても<戦争>というイメージが入ってしまうロボットものなどとは違って
時代劇ではヒーローがヒーローらしくしていられる。
「ゆるがないヒーロー」の姿を描けるというのが時代劇の魅力のひとつなんです。
また以前に錦織監督と「鞍馬天狗みたいな話をやりたい」と話したことがあったんです。
今回監督が錦織さんに決まったので、それをやってみようというのもありました。
日本のロンリーヒーローの系譜の頂点でありスタートは、実は鞍馬天狗のような気が
します。なんで仮面をつけているのか、なんで攘夷でも佐幕でもないってことに
こだわるのか。なんで馬に乗っているのか。鞍馬天狗が作り上げたものは
月光仮面を経て、現代の日本のヒーロー観に大きな影響を与えている。
ヒーローはもともと、子供の目線からみたとき、ものすごく大人
「鞍馬天狗のおじちゃん」というくらいですから。
成長する主人公の話では描けない、完成された大人のヒーローだからこそ
描けることもあると思うし、時代劇という仕掛けはそれに似合うんですよね。
また物語の幅を広げるためにもうひとつのヒーローものの系譜も取り入れてみました。
それがウルトラマン。
変身ヒーローの主人公がいて、その周りに怪獣退治専門チームがいる、という
フォーマットですが、そこに今回はヒネリを加えて
「チーム全体がヒーローの正体を知っている」という設定です。
そこでまた、ちょっとおもしろいドラマが観ていただけるんじゃないかな。