この部分はアニメじゃ省略されてるとか、○クールだからダイジェストに関して無理言うなとかは、
作品単体の評価には、本来無関係。
(ご都合、不自然)
・話の進み方が妙に都合良くて早いし、それが原作の省略の結果だったとしても、
アニメのみ観るものにとって、出来過ぎの話をさっさと進めてるとしか見えない。
・内容自体も、「もし私が刺客だったら」ネタをやるために、不審者をトップが連れもつけずに見送ったり、
その様子を警戒中の屋敷内で誰も見てなかったり。
敵のDQN武将が敵対しない集落を制圧したのは初めてじゃないのに、
今まで大人しくしてた善玉武将がいきなり正面から主君に切れて牢獄行きとか。
(感情移入困難)
・戦を始めて大勢死者を出しても、何故か、それを省みる雰囲気じゃないし、
記憶喪失後の、ただ一人の別生物が、言葉だけじゃなくそんな価値観まで共有していて、いきなりトップに。
・敵の善玉っぽい武将が、叛乱中の不穏な地域で、捕まえず気紛れで逃した伝令のせいで、
結果自分の部下を大勢殺した責任があるのに、それを作品中で追及する訳でもなさそうだし。
(工夫)
他のノエイン等の長編作品であったように、作品全体像につながる情報や演出を適度に混ぜてる訳でもない。
OP映像からみて、ただの戦乱では済まないのだろうが、アニメ観てる分には、
要するにただ手早く都合の良いイベント進めてる。飽きさせないよう映像美にこだわるかというと、それもない。
原作はともかく、アニメ単体をあまり高く評価するわけにはいかない。