ガイドブック コラム 菅正太郎の「脚本家にままある出来事」
・さかのぼること数時間前、私は毎週月曜日定例のエウレカセブン脚本家会議の場にいた。物語も
佳境であり、シビアな会議が続いた。
・次々といろんなことを思い出した。大さんと初めて会った日のこと。別件の忘年会の席上で大さんに
叱られたこと。
・最初に京田さんと引き合わせてもらった時のこと。京田さんは大きなリュックを背負ってニコニコと
はにかんでらした。確か私たちは握手をした。あれから1年以上が経過する。この間、お二人の良い
面も悪い面も見た。けどこの作品を含めてお二人に対する私の気持ちは一貫している。ああ、
ようやく書きたいことが見つかった。けれど、それを原稿に落とし込めないことも、ままあることである。