D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜#48
ことり「朝倉君…。」
純一 「あ…ことり…。」
ことり「あのね…実は…
音夢 「兄さーん!」
ことり「あ…
純一 「ね、音夢…。」
音夢 「あれ…白河…さん…?」
ことり「………。」
純一 「…あ、いや、これは…。」
音夢 「白河さん。」
ことり「は、はい…。」
音夢 「私、もう兄さんには近づかないでって言ったよね。」
ことり「………。」
音夢 「それともやっぱり私から兄さんを泥棒するつもりなの?」
ことり「泥棒だなんてそんな…!」
音夢 「何よ!違うって言うの!私がいない間2年間も兄さんにちょっかい出しといて!」
純一 「お、おい音夢…。」
ことり「ち、違うの!私は…!私はずっと朝倉君のことが…!」
音夢 「まさか好きなんて言わないよね?」
ことり「―――!!」
音夢 「だって…あなた応援してくれるって2年前に言ったじゃない?」
ことり「………。」
音夢 「自分から応援しといて、あとから兄さんが好きだったなんて…通らないわ。」
ことり「………。」
音夢 「これに懲りたらもう二度と兄さんに近づかないで!」
純一 「お、おい音夢!」
音夢 「あ、そうそう。今日は3組の男子が白河さんと「遊びたい」って言ってたわ。
白河さんは学園のマドンナなんだからもっと男子と交流しなきゃと思って
私が企画しておいてあげたの。だから今日は勝手に帰っちゃダメよ。うふふ。」
ことり「………。朝倉君………助けて………う、うぅぅ。」