ドラえもん 28

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413風の谷の名無しさん@実況は実況板で
平日の昼下がり。
ドラえもんに抜擢されてはや三ヶ月のわさびは近所の公園で一人、のんびりとしていた。
夕暮れにさしかかった頃、砂場で遊ぶ一人の少年をみつける。小学校低学年と見られる
その少年は、小さい体に似合わない大きな黒ぶちの眼鏡をかけ、一人黙々と砂山を作る。
「おばちゃんもお手伝いしていいかな?」
少年はパッと顔をあげ、か細い声で
「うん・・いいよ」
と答えた。少年の横に座り、砂山に砂をかけていくわさびと少年。
「一人で遊んでるの?お友達とは遊ばないのかな?」
砂山にまっすぐ視線を向けたまま、少年は答える。
「僕・・・今日は友達と喧嘩しちゃったんだ・・あいつすっごい凶暴な奴でさ、気にいらないとすぐ
僕の事殴るんだよ」
わさびは目を細めながら少年を見つめる。あぁ、君みたいな子を私はずっと知っているよ・・と。
「僕ちゃん、ドラえもんてアニメ知ってる?」
「知ってるよ。僕分身ハンマーが欲しいな。あれがあればもう学校なんか行かなくていいのに!」
「おばちゃんね、ドラえもんの物真似ができるんだよ。」
「本当に?やってみせてよ!」 少年は初めて小さな笑顔を見せてくれた。
「・・・・・ノビ太くぅん、何でいつもジャイアンに負けるのん?君は本当にだめだなぁん。」
ふと見ると、少年の顔がうっすら雲っている。「おばちゃん・・・」
「ドラえもんの声は、そんな変なキモいキンキン声じゃないよ。全然にてないじゃないか。うそつき!」
砂山をぐしゃりと潰し、走り去っていく少年。わさびは何もいえなかった。
あたりは暗くなり始めていた。






「・・・・・・・・・・僕ぅ、ドラえもんですぅん・・・・・・」
414風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2005/07/15(金) 06:56:07 ID:c3NAJsBb
  /⌒ヽ
二( ^ω^)二⊃          /⌒ヽ
  |    /  /⌒ヽ  ⊂二二( ^ω^)二⊃        こんなこといいな
  ( ヽノ 二( ^ω^)/⌒ヽ   |    /
  ノ>ノ   ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ    /⌒ヽ
 レレ     ( ヽノ|    /   ノ>ノ  二二( ^ω^)二⊃   出来たらいいな
        ノ /⌒ヽ     レレ      |   /
  ⊂二二二( ^ω^)二⊃  /⌒ヽ    ( ヽノ    あんな夢こんな夢
        |    / レ  二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ
         ( ヽノ      |    /   レレ
         ノ>ノ       ( ヽノ                      いっぱいあるけど
  /⌒ヽ
二( ^ω^)二⊃          /⌒ヽ
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  ( ヽノ 二( ^ω^)/⌒ヽ   |    /
  ノ>ノ   ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ    /⌒ヽ
 レレ     ( ヽノ|    /   ノ>ノ  二二( ^ω^)二⊃   叶えてくれる
        ノ /⌒ヽ     レレ      |   /
  ⊂二二二( ^ω^)二⊃  /⌒ヽ    ( ヽノ    不思議なポッケで
        |    / レ  二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ
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