413 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:
平日の昼下がり。
ドラえもんに抜擢されてはや三ヶ月のわさびは近所の公園で一人、のんびりとしていた。
夕暮れにさしかかった頃、砂場で遊ぶ一人の少年をみつける。小学校低学年と見られる
その少年は、小さい体に似合わない大きな黒ぶちの眼鏡をかけ、一人黙々と砂山を作る。
「おばちゃんもお手伝いしていいかな?」
少年はパッと顔をあげ、か細い声で
「うん・・いいよ」
と答えた。少年の横に座り、砂山に砂をかけていくわさびと少年。
「一人で遊んでるの?お友達とは遊ばないのかな?」
砂山にまっすぐ視線を向けたまま、少年は答える。
「僕・・・今日は友達と喧嘩しちゃったんだ・・あいつすっごい凶暴な奴でさ、気にいらないとすぐ
僕の事殴るんだよ」
わさびは目を細めながら少年を見つめる。あぁ、君みたいな子を私はずっと知っているよ・・と。
「僕ちゃん、ドラえもんてアニメ知ってる?」
「知ってるよ。僕分身ハンマーが欲しいな。あれがあればもう学校なんか行かなくていいのに!」
「おばちゃんね、ドラえもんの物真似ができるんだよ。」
「本当に?やってみせてよ!」 少年は初めて小さな笑顔を見せてくれた。
「・・・・・ノビ太くぅん、何でいつもジャイアンに負けるのん?君は本当にだめだなぁん。」
ふと見ると、少年の顔がうっすら雲っている。「おばちゃん・・・」
「ドラえもんの声は、そんな変なキモいキンキン声じゃないよ。全然にてないじゃないか。うそつき!」
砂山をぐしゃりと潰し、走り去っていく少年。わさびは何もいえなかった。
あたりは暗くなり始めていた。
「・・・・・・・・・・僕ぅ、ドラえもんですぅん・・・・・・」
414 :
風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2005/07/15(金) 06:56:07 ID:c3NAJsBb
/⌒ヽ
二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ
| / /⌒ヽ ⊂二二( ^ω^)二⊃ こんなこといいな
( ヽノ 二( ^ω^)/⌒ヽ | /
ノ>ノ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ /⌒ヽ
レレ ( ヽノ| / ノ>ノ 二二( ^ω^)二⊃ 出来たらいいな
ノ /⌒ヽ レレ | /
⊂二二二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ ( ヽノ あんな夢こんな夢
| / レ 二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ
( ヽノ | / レレ
ノ>ノ ( ヽノ いっぱいあるけど
/⌒ヽ
二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ
| / /⌒ヽ ⊂二二( ^ω^)二⊃ みんなみんなみんな
( ヽノ 二( ^ω^)/⌒ヽ | /
ノ>ノ ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ /⌒ヽ
レレ ( ヽノ| / ノ>ノ 二二( ^ω^)二⊃ 叶えてくれる
ノ /⌒ヽ レレ | /
⊂二二二( ^ω^)二⊃ /⌒ヽ ( ヽノ 不思議なポッケで
| / レ 二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ
( ヽノ | / レレ
ノ>ノ ( ヽノ 叶えてくれる