† マリア様がみてる soeur.102 †

■パラソルをさして （最終話）
青い傘が戻って吹っ切れた祐巳は薔薇の館へ。祥子は休んでいた。山百合会の仕事が山積み状態だった。
祐巳はなぜか瞳子の元へ。「この間の続きですか？」と敵意むき出しの瞳子に祐巳は山百合会を手伝って欲しいと。
瞳子は祐巳の言動にあきれながらも承諾し、手伝いに行くようになるが、祐巳が祥子のことを聞き出そうとちょっかいを出される。
瞳子たまらず逃げ出し祐巳追いかけるが途中弓子さんに出会う。聞くと旧来の友人に会いに病院へ行くと。
ある日水野蓉子が校内放送で祐巳を呼び出し、柏木の運転する車に乗り込む。不機嫌な蓉子は祐巳に嫉妬していた。
車で向かったのは祥子の母方の実家だった。祥子の母が喪服姿で出迎え、祥子が父（祖父）を亡くしたショックで部屋に閉じこもり何も食べないと。
そして祐巳に嫌われたと。祐巳はすぐに祥子の部屋へ。やつれた祥子に抱きつく。祥子は大粒の涙で「私をまだ姉とよんでくれる？許してくれる？」と
そして「あなたが好きなの」祐巳は「私も、お姉さまのこと大好きです」と。その後、祥子は体調が回復し、以前よりも2人は強い絆となる。