155 :
風の谷の名無しさん:
ガンスリンガー・イイ男
1.テロリストのアジト前、それは危険と魅惑の男の扉
突然五共和国派のアジトに鳴った呼び鈴に、訪問者を
確認すべくドアの覗きレンズに顔を近づけるアジトの手下、ルーイ。
リーダー「ルーイ、何か見えるか?」
ルーイ 「ええと、背広が似合う黒髪で若くてイイ男と・・メスガキです」
リーダー「イイ男?、すぐ開けろ」
ルーイ 「はい」
カチャッ
ジョゼ 「こんにちは、私はリベロイターリア誌の記者をしている
者で・・」
ルーイ 「おお!、春の眠り覚めやらぬ風と共に現れた訪問者が、こんな危険で
魅力的な瞳を持つ魅力的な男だなんて、この世はなんてスリリングで
運命的な出会いに満ちているのだろう!!」
ジョゼ 「いえ、あの、こちらにコステロ社のスカロ氏がおられると聞いて是非
取材を・・・」
予想外のぶっとんだ対応に思わず腰が引けるジョゼ。
ルーイ 「スカロ!!それが君の尋ね人の名前かい?、違う!!違うね、君が本当
に探しているのはそいつじゃあない、僕だ、君の運命は本当は僕を
求めてここまで来させたんだ、信じるかい?」
ジョゼ 「いや・・・そんな事を言われても、あの・・私がお宅に来たのは・・」
ルーイから視線を逸らせない変に弱気なジョゼ、妙にねちっこい空気。
エッタ 「 ? 」
ルーイ 「感じるかい、僕とのシンパシー、君は危険な魅惑に縁取られた
運命の濁流を一緒に渡りきるために使わされた、僕だけの永遠の
渡し人さ、ようこそ、僕たちの時間へ!!、さあ、ドアの中へ入る
んだ、永遠に代わらない証を君に見せようじゃないか。」
ジョゼ 「え・・ああ・・・・・フラフラー」
エッタ 「 ? ? 」
耳を三度弾いてジョゼをフレンドリーに迎え入れる。
エッタ 「? ? ? ・・あ、私も」
バタン!!
一緒に入ろうとしたヘンリエッタの鼻先でドアが閉まった
エッタ 「ジョゼさん?・・・・・・トントン」
返事がない、ドアに耳を当てる。
ドアの向こう 「ウホッイイオトコ、..オイオイ、...トコロデミテクレオレノコレドウオモウ....
スゴイ...オオキイデス....アアスゴイコンナノハジメテ♪....」
ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!
早鐘のようにドアを乱打するヘンリエッタ。
エッタ 「ジョゼさあぁぁぁーーーんッ、戻ってくださあいっ!!!!?(泣
そんなのいやぁぁぁああっ!!」
2.アジトの中で少女は何を見てはいけなかったか
ビシッビシッ ガンッ・・ドンッ!! メリメリ・・・バキィッ!!
銃で錠前にダメージを与えた後、ヘンリエッタの義体パワーもとい
乙女パワーが轟音を上げてドアを蹴破る!
エッタ 「ジョゼさんッ! 助けにきました!、あ・・」
ドアの向こうは野郎ポルノの地獄絵図。
おりしもジョゼは口紅を塗ったルーイに耳を甘噛みされながら
手下共にワイシャツのボタンを綺麗に外されているところだった。
しかもネクタイはきっちり残されて腹筋を薔薇で打たれている、
まさしくフェチでプロでこの道3年以上の仕事だ。
ああ、放心したジョゼのズボンにエロリストの間の手が伸びる!
エッタ 「イやああああああっ!!」
バララララララララララララッ!!
エッタのFN P91がなぎ払うように室内を乱射、見てはいけない、見たら汚れる、
つぶった目から健気な乙女の涙が滲む、
手下 「うわ嗚呼嗚呼っ!」
ちなみに、眼をつぶっていた筈なのに何故ジョゼさんに当たらなかったかは
乙女の秘密だ。
堪らないのは五共和国派のどこか間違えてしまった人達、イイ男を餌食に
するはずが、少女に押し入られてヒステリーの餌食にされる、まさに今日
は天国から地獄へと急降下する理不尽という名のジェットコースター。
エッタ 「こんなもの、・・こんなものチギッチャイマスっ!!!」
手下 「そこだけは嫌ァああああ」
−−お見苦しいシーンに付き自主規制中お見苦しいシーンに付き自主規制中お見苦
∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩
( *゚ 兄゚ ) ( *゚ 兄゚ ) ( *゚ 兄゚ ) ( *゚ 兄゚ ) ( *゚ 兄゚ ) ( *゚ 兄゚ )
( つ 旦O ( つ 旦O ( つ 旦O ( つ 旦O ( つ 胆O ( つ 旦O
と_)_) と_)_) と_)_) と_)_) と_)_) と_)_)
中お見苦しいシーンに付き自主規制中お見苦しいシーンに付き自主規制中お見−−
筆舌に尽くしがたい少女の大暴れ、もとい大奮闘によりテロリストは
壊滅、さあ邪魔者は文字通り消した、ヘンリエッタは嬉々としてソファ
の後ろで腰を抜かしている薔薇の傷も痛々しい半裸のジョゼに駆け寄る。
エッタ 「ジョゼさん、もう大丈夫です!」
ジョゼ 「なんてことをしてくれたんだ」
エッタ 「ジョゼさん!目を覚ましてください」
ジョゼ 「うう・・ヘンリエッタ、どうして暴れたんだぁ・・ヒック」
エッタ 「マジ泣きしないでくださいッ!!」
廃墟と化した室内に、嗚咽する担当官を見下ろす少女の目元も潤む、
嗚呼、初っ端から目覚めてしまった担当官を持つ幸薄い美少女、
ヘンリエッタの運命や如何に!!
女性向? とりあえず終わり