うつ伏せで寝転がるトリエラ、うつむいて頭を抱えるヒルシャー、そんな薄暗い部屋。
【鳥】望むなら何にでもなりましたけど・・・如何でした?
【蛭】・・・僕は冗談で言ったつもりだったんだが・・・。
【鳥】まぁ!!あんなに夢中になってたのに冗談なんて!!ヒルシャーさんってそういう
人だったんですか?意外ですね!!
【蛭】いやそうじゃなくて!!・・・・・・・・すまん、自己嫌悪中なんだ・・・。
【鳥】うふふっ!!私は"大切なひと"になれて嬉しかったなっ!!
・・・そういってテディベアのように枕を抱きしめて笑うトリエラ。
【鳥】もしかしてヒルシャーさんは嬉しくないんですか!?
【蛭】それは違う!!違うんだ・・・とっても嬉しいんだけど・・・嬉しいんだけど・・・
頭を抱える裸のヒルシャーの背中に、急に抱きつく裸のトリエラ。
【鳥】・・・苦労性!! うふふふふふっ・・・。
【蛭】う〜〜〜〜・・・何とでも言ってくれ。