★ファシリティの老人が語る(6話)
そん時のことはぁ、忘れられんよ。 街の人間は、目の色が変わったぁ。
いいや、例えで言ってんじゃねえ。 ほんっと、目の色が違ってたんだ。
ここ(※1)が止まったのは正味五日・・・え、六日? 俺がそう言っとったか?
そうだったかね? まあいい。
ヤマ(ガベ)の人間は、まだ平気だったがぁ、街は狂った騒ぎになってな。
無法なんてもんじゃなかった。
だからなぁ、どんなに不自然でぇ無茶だってぇ、
俺達の仕事(※2)は流9洲に生きる者にとって大切なぁ事なんだってことよ。
なあ、あかる(分かる)かい。
目の色が違っていたんだよ。
けどなあ、そん時の街の人間の目の色は
そん時初めて変わったんじゃあねえのかもしれん。
ずうっと昔はなぁ、みんなあんな目をしていたような気がすんだ。
えっ? 何度も聞いた?
いいじゃないかぁ。忘れちまわないように・・・な?
※1、※2
光工場かラフィア工場の事なのだろう。
光工場であれば、何年か前に約6日間流9洲が闇に閉ざされたのだろうか?
ラフィア工場であれば、ラフィアは流9洲の人間を狂わすほど重要な資源ということになるか?
その場合、その時に櫟士の父が殺されたということになるか?
明かに分かる描写は、工場で機械を点検する男がいる事、
流9洲の光が人工的な物である事、流9洲の空にはドーム状の天井が見えることくらいか?
老人のセリフと映像がシンクロしているとは思わないほうがいいかもしれない(脚本が小中だしw)
映像の中に黒い雪のような物が降ってくる?描写があるがこれも不明。
水滴/雪/死の灰/ラフィアなどが考えられるか。