まほろまてぃっく 19 〜墓なくて儚く〜

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7風の谷の名無しさん
ガイナBBSよりコピペ

214 : 「まほろまてぃっく」に別れの挨拶
---山賀博之 : GNT10048 : 2003/01/29-02:18:42 (*)

これまで、私は「まほろまてぃっく」に関しては発言しないようにしてきた。
これからも、雑誌などでは極力しないだろう。
でも、ここにだけは感謝を込めて最後の挨拶をしておこう。

どうやらネット等では、最終話の話が盛り上がってるようだ。
だが、私はこの掲示板以外でそれらを目にしたことも聞いたこともない。
他人がどのようにまほろを愛していたかに関心が無いからだ。
では、何故そんな山賀がこの仕事を引き受けたのか?
おそらく、いろいろなことが噂されているのだろう。想像はつく。
ずっと何もしなかった中年男が、何故いきなりこの原作を?
どのように、私がこの大切な時期の二年間、まほろと共に過ごすことを決めたのか。
どのような指針で?

それは実にシンプル。
私はまほろを愛した。
それだけ。

それと、もう一言。
人を愛するという幸福は、人生最大の不幸だ。
これは、何かを気取って言ってるのでは無い。
本心からそう思う。

地球上のすべての人々の幸福を祈って、もう一度、
おやすみなさい。