タイム「今回はヤシガニと韓国作画がお題です。まずは東西新聞さんの究極のアニメからどうぞ」
山岡「我々は今回、ヤシガニ現象を違う面から追求してみました。このDVDをご覧ください。」
京極「ん?これは!?」
大原「こら山岡!お題はヤシガニだぞ!わしの顔に泥を塗るつもりか!?」
山岡「ご覧の通り東西新聞の究極のアニメは「魔法遣いに大切なこと」です。」
唐山「なっ!なんじゃと!?まほたい(略)はスタッフによるロケハンでリアルに再現された下北沢、
それに羽毛田丈史による音楽がいい良質アニメじゃないのか?」
雄山「ぶあはっはっはっ!士郎め、至高のアニメには勝てないと思い勝負を捨てに来たか。東西新聞の究極のメニューとやらもこれまてだな。」
栗田「(まほたいは作画も音楽もいいわ、このアニメのいったいどこがヤシガニなのかしら?山岡さん、いったいどうしてしまったの?)」
山岡「・・・まずは1話からじっくりと鑑賞していただきたい」
・・・
富井「ふーん、、、、うん、こりゃ萌える、こりゃ萌えますな!!」
京極「たしかにユメもアンジェラも萌える、けどこれなら普通のアニメや。山岡はん、これのいったいどこがヤシガニなんや?」
山岡「たしかに一見するとまほたいは良質アニメです。
みなさんご存知の通り、キャラデザインと音楽がいい。作画も破錠していない。なにより丁寧だ。
しかしこのアニメには隠された秘密があるんです。8話をごらんください」
富井「ん?んん!?・・・あ、東京タワーが」
唐山「なんと!東京タワーをアンジェラたんが曲げてしまった!なんていう強引かつ唐突な展開じゃ!」
京極「これは驚いてしもうた・・・いままでいろんなアニメを見てきたがここまで唐突な展開は初めてや!
それに視聴者に一週見忘れたと勘違いさせるほどの伏線の無さは見事すぎる!」
栗田「一見すると良質アニメなまほたいが脚本によってここまで変化するとは驚きだわ!
なによりも井上の魅力がまったく感じられない。その井上に恋をしてしまうアンジャラにも萌えを感じなくなってしまうわ。
けらはその後どうなったかわからないし、江戸っ子ツインテールは美味しんぼにおけるブラックさんと同じくらいの存在感ね。
・・・ そうか、山岡さんヤシガニって!!」
山岡「そうです!究極のヤシガニとは脚本におけるヤシガニなんです!」
京極「脚本、そうか!いままで我々は作画だけを見てアニメを判断しすぎてたんや」
唐山「物語、ストーリーというものに無関心だったんじゃな。
まほたいはストーリーがいかにキャラクターの萌えを阻害するかを感じさせてくれる脚本ヤシガニじゃ。正にヤシガニアニメじゃな。
しかし士郎、これほどまでの脚本家をいったい、もしや!」
山岡「そうです、新人脚本家です!」
小泉「なるほど、それでは鮮度といい話題性といい香ばしさが違うな!」
大原「うむ、この脚本家は漫画版の原作らしいが、その漫画を表紙だけ見て買ったものが地雷ジラーイと言っていたのを聞いたことがある。
まさかこれほどまでとは。しかし山岡こんなアニメをよく思いついたな。」
山岡「はい、俺の知り合いの劇画原作者がこの8話を見てあまりの脚本に感動したそうなんです、
それを友人に話して「ネタバレするな( ゜Д゜)ゴルァ!!」と怒られたという。それをヒントにしました。
つまりゴルァと言われようともネタバレしたくなる!そのくらい素晴らしいヤシガニアニメなんです」
大原「しかしこのアニメなら今回は大丈夫そうだな」
山岡「ええ!山田マジックがついてますから!」
雄山「ふふ、士郎、それで終わりか」
山岡「なんだとっ!」
雄山「東西新聞もよほど勝ちを捨てたいように見える、そのようなアニメで至高のアニメと対決しようなどと考えるのだからな」
山岡「くそっならば至高のアニメというものを出してみろ!」
雄山「ふっお前に言われなくても、おい中川!アレを出せ」
中川「はい・・・・・」
山岡「(なんだっ!なにがくるんだ、レストルか?それともランディム?、まさかスペースガンダムV(10月12日参照)(動画)で来るのか!?」
中川「・・・・・お持ちしました」
山岡「なっ!これは!!!!?」
海原「至高のアニメはアソボット戦記五九です。」
京極「なんやと!アソボットやて!?なんや当たり前すぎてかえって驚いてしまいますわ」
唐山「たしかにワシにはなんの変哲もないただの駄ニメにしか見えんな」
富井「うーん、聞いたことあるよ、私の可愛いヒトシも見てたね。しかし意外性がないねこりゃ。」
栗田「(たしかに駄ニメとして五九の選択は当たり前すぎるわ、まほたいを持ってきた究極側の方が有利に見える。
しかし・・・しかしなんなの?あの海原雄山の自信のある表情は)」
山岡「ふざけてるのかっ!そんな他愛もない、そこらへんにあふれているものが至高のアニメなんて不適合だっ!」
雄山「士郎よ、お前がそこまで愚かだったとはな」
山岡「なにぃ?どういうことだ!」
雄山「ふっ・・・さてみなさん、ここにある五九は地上波からRD-X3で1話から最高ビットレートで録画したものをプログレで出力させたものです。
現時点では最高の素材を使ったものと思います。じっくりとご覧ください。 」
唐山「うーん、OP曲がavexとのタイアップという時点ですでに香りが強いな、んOP終わっても本編が始まらない?」
京極「なんやこれ、CMカットされてないやないか?」
雄山「さてここでみなさんにノートパソコンと五九実況スレのログを用意しました、両方を同時にお試しください。」
京極「うん、どれどれ・・・ほほう、CMをカットしないことで実況スレと見事にリンクしとる!」
唐山「なるほど、実況スレで実況をすることにより駄ニメがより駄ニメとして機能するのじゃ。
CMカットなどしてしまえば実況スレを読むのがむずかしくなる、ここが士郎とは大きく異なる点じゃな。」
栗田「山岡さんのは販売されているDVDだからCMが入ってないのね。だけどDVDが発売された後でも実況してる強物もいるわ。
しかしこれだけでは至高のアニメは究極のアニメよりもまだ劣るわ。」
谷村「そうだな、いまの段階ではうちの方が優勢に見える」
雄山「では続けて2話3話と残りを全てご覧ください」
京極「・・・・なんやこの声、この声は若本や、若本規夫が出とる!」
唐山「茶風林、大塚明夫、横山智佐まで。なんちゅう贅沢なアニメじゃ!」
山岡「藤原啓治、関俊彦、三木眞一郎、レギュラーでは山口勝平に関智一、高山みなみまでいる!」
栗田「すごく豪華な声優ね!その声をもってしてもこのアニメはおもしろくならない、これは強力な痛さだわ!
五九などというありふれたアニメでも中身は強力なのね!」
雄山「アニメDVDよりもドラマCDの売上げの方が期待できそうな本作品、みなさんご満足いただけましたかな?」
唐山「たしかにノートパソコンによる実況、無駄に豪勢な声優陣は素晴らしい。しかしこれなら士郎のまほたいと互角といった感じじゃが・・・」
大原「そうだな、これなら引き分けでも意義はないな」
京極「そうやろか?わたしは山岡はんのはどうもいかんのや、なんや山岡さんのは何かが足りないんや・・・」
山岡「なんだって!?」
京極「そうや、CMや!やはりCMの差なんや!」
栗田「し、しかしCMカットは作品がより見やすくなるというメリットもあります!一概にある、なしでは審査ができないと思います」
京極「たしかにCMカットされた山岡はんのまほたいは見やすかった、しかし何かが物足りないのや!
実はわたしは一回だけ深夜のまほたいを実況したことがあるんやけど、そのときとは何かが違う。」
雄山「アホ毛ですな」
山岡「なっ!アホ毛だと!よく見ろ!アホ毛ならちゃんと映っているぞ」
京極「たしかに映っているんやが・・・」
雄山「京極さんが違和感を感じるのはこれでしょう、中川!私のコレクションのまほたいのOPの途中まで頭出ししろ」
中川「はい」
山岡「単なるOPじゃないか!これのいったいどこがおかしいと言うんだ!」
雄山「まだ気づかんか?愚かな。ここだ、これをよく見ろ」
唐山「ふむ、スポンサー紹介じゃな。ん?アデランス」
山岡「・・・しまった!」
雄山「そうだ!お前は販売されているDVDというものにこだわる余りに駄目アニメの本質というものを忘れてしまったのだ。
ここに映っているのは紛れもなくアデランスのスポンサー紹介だ!」
富井「アデランス?わたしにはそれが重要とは思わないのだが・・・」
山岡「・・・ネタだ・・・俺のにはネタが足りないんだ・・・」
雄山「アデランスというのはカツラを作る会社だ、つまり髪の毛。
そう、アデランスというネタがあれば「菊池ユメのアホ毛はアデランス製」などというネタも実況スレで披露することができるのだ!」
京極「それや、わたしは実況スレでそれを見たんや!」
雄山「それにお前はもう一つ間違いを犯している。」
山岡「なに!?」
雄山「まほたいは既に8話を消化して残りは4話だ、これでは今回の対決でまほたいを見ようと思っても4話分しか楽しめない。
DVDで後からたのしめるがそれでも実況の楽しみがなくなる。
そのてんアソボット戦記五九は全52話予定、つまり今から実況に参加しても残り30話も楽しめるということになるのだ」
山岡「あ・・・」
京極「なんと、それは凄い!駄目アニメはリアルタイムにみてこそ駄目アニメというこっちゃな」
審査員「どうやら勝負あったようですな、今回の対決は至高のアニメの勝ちとします。」
雄山「ん?・・・みなさんお待ちいただきたい、どうやら私のアソボットはどうも手違いで映像にノイズが入ってしまったようだ。この勝負はなかったことにしていただきたい」
京極「ノイズ?はて、わたしにはノイズなんて見えないが・・・」
雄山「後日、美食倶楽部会員の中でも最高の状態でキャプされた五九を用意する、それまでこの勝負は延期としてもらおう、それではみなさん」
ドス ドス ドス ドス
大原「ふう、これで今回の勝負一応負けと決まったわけじゃないのか」
山岡「しかし俺の完璧な負けです。くそう俺は大事なものを見失っていた!次こそは!」
車の前にて
雄山「唐山先生?どうされましたかな」
唐山「どうにもわしにはノイズなど無かったように見えるが、もしやお前士郎の為に勝負を捨てたのではないか?」
雄山「はっはっは!唐山先生とあろうお方が何をおっしゃるかと思えば。私があのようなものの為にそこまでするとお思いかな?
今度はノイズのない五九を使って士郎に徹底的に恥をかかせてやるつもりです。では失礼します。中川、車を出せ!」
ブウウウウゥゥゥーーーー
唐山「まったく親子揃って素直じゃないわい!」
おしまい