【デジャヴ】ディズニーの新作アニメ【確信犯？】

>>143の続き
ＴＶ版ジャングル大帝の世代の自分としては気持ちの悪い結論で終わった。
この点は自分も大いに不満。
トータルイメージで言えば「ライオンキング」は「ジャングル大帝」の
悪質なエピゴーネン。マンディがアニメのオリジナルだったり、
テーマ自体の世代の輪廻は原作版と出典はズレて違うものの
日本人が持つ作品イメージはライオンキングと大差ない。
ライオンキングの一番の評価すべき所が
ジャングル大帝に見あたらないディテールであるコメディリリーフの
ティモン＆プンバァなのもそこを裏打ちするような部分だ。

芸術は作品こそ評価対象だが作者の個人は本来別の場所に位置する要素だ。
伝記として描かれる嫉妬深い作家、手塚治虫先生にはあまりいいイメージは抱けない。
だが、作品は大好きだ。
ディズニー本人ではないが営利を優先する
（どちらかといえばロイの方針の延長だが）企業ディズニーにはいいイメージは抱かない。
だが作品ごとには大好きな作品がある。
（美化されすぎた伝記はウォルト、手塚、両者とも更に苦手）

ファンは作品を愛する人たちである。その人達同士で
作品を否定させる論議はこの上なく不毛でおかど違い。
なぜ、当事者ではなく作品を愛する人に認めさせる必要があるのだろうか。
その時は何もしなかった人が後になって「ファンを攻撃」する事には
ただただ、閉口させられるばかりだ。

漫画家里中満智子さんの署名活動は一番前向きな活動だった。
個人的には手塚プロは米ディズニーを訴訟すべきだったと思っている。
「based on」「inspireｄ　by」の称号はしかるべき内容。
どちらのファンにも失礼な結果を生んでいると思う。
ファン同士の非難は何を生むだろう。不毛で不快しか生まない。