戦闘妖精雪風 その3 信じるものは、「雪風」のみ

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51風の谷の名無しさん
今日借りてきた。
どんな出来なのだろうと内心ビクビクだったのだが、案外普通なのでちょっと拍子抜け。

・絵は綺麗、音楽も雰囲気にあっててなかなか良い。
・良くもまぁたった40分ばかりに小説1冊埋め込んだ(ギリギリ筋が追える)なぁ(w
・意外に細かいトコ(もぼとか、どーりーとか)がキチンと描けてて雰囲気良い。
・オープニングの南極からフェアリイへのシーンは短時間に筋をはっきりさせる上でGood。
 (ただちょと「メーテルぅ!」って言いそうになる自分が怖かった)
・偽シルフの映像解析シーンの辺りはいいんじゃない? ロンバート大佐も雰囲気出てて
 いいと思う。

・効果音今イチ。雪風の警告音も「コンビニか?」と驚いた。
・グール隊の格闘シーンのボイスがちょっと興ざめ。いっそ全部英語にしてしまいテロップ
 出しにしても良かったと思う。(フェアリイはどのみち公用語英語だし、見てる側に意味は
 判らないなりにも緊迫感を与えるコトはできたと思う)。特殊戦の作戦室や、空中管制機内の
 誘導指示なども同様。
・渓谷(笑)のシーンで雪風が反転したのホントにみんな判ったの? 俺はスローで見直して
 初めて理解したよ。 最初の偽シルフのマニューバも、絵的な効果を狙いすぎてて嘘くさく
 しらけた。
・全般的に人間関係を濃厚に描きすぎているような気がする。ホモくさい、ってのも何となく
 わかる。これは「機械になり損ねた人間達」という特殊戦隊員ではないわなぁ。
・全般的にキャラと声質がミスマッチ(弱々しすぎる)。でもこれは声優さんの問題と言うより
 キャスティングの問題だよなぁ。
・やはり余りにも話はしょりすぎ。特に査問会以降の後半はもうメタメタ。
・せめてイトーには「飛行可能時間を超えています…」くらいのコトは言わせてあげよう。

でもまぁ「自分の予想し得る本当の最悪の状況」よりは、遙かに良かったかも。
ここで免疫つけてたのと、レンタルだったせいかな(これで税込6000円だったら…ぞっとする)