十二国記 〜風の海 迷宮の岸〜 第八章

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421風の谷の名無しさん
>>362
よーこ
「なにもかも あんたが かいたすじがきだったわけだ」

おの(てんてい)
「なかなか りかいが はやい。
おおくの モノたちが ヒーローになれずに きえていきました。
しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしに
いきぬいていく すがたは わたしさえも かんどうさせるものが ありました。
わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちに おれいがしたい!
どんなのぞみでも かなえてあげましょう」

らくしゅん
「おまえのために ここまで きたんじゃねえ!
よくも おれたちを みんなを おもちゃにしてくれたな!」

おの(てんてい)
「それが どうかしましたか? すべては わたしが つくった モノなのです」

よーこ
「おれたちは モノじゃない!」

おの(てんてい)
「かみに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やる つもりですね これも いきもののサガか‥‥
よろしい しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ」

よーこは チェーンソーで おのを こうげき
おの(てんてい)は バラバラになった

おの(てんてい)
「だから ドリルは やめておけと いったのだ…」