プリンセスナインPart.3　〜永遠のgreenfield〜

プリンセスナイン〜永遠のグリーンゲーブルス(1/2)

如月女子高校野球部がカナダの名作小説の舞台に。
はたして10人の運命は？

涼「まずは配役を決めないとね。」
聖良「当然主役のアンは私よね。髪の毛も赤いし。」
陽湖「なによ〜主役はもちろんアタシよ〜！」
聖良「んなアバズレなアンがいるかよ！」
陽湖「あなた、人のこと言えるの！」
加奈子「空想好きの少女ってことで、ユキはどうかしら？」
ユキ「え？アタシ？でも・・・（内心うれしかったりする）」
陽湖「ユキじゃ力不足よ〜、アタシアタシ」
ヒカル「（陽湖さりげなくきついこと言うんやなー）」
涼「じゃあ、主役はあとまわしにして、脇役からかためよっか」
いずみ「涼、そんな優柔不断なキャプテンじゃ困るわ。わたしはミス・スティシーにさせてもらうわよ。」
小春「聖良はマリラがお似合いじゃきに。」
加奈子「じゃあ、真央はジョーシー・パイね。」
ヒカル「（加奈子も言うときにはいうんやなー）」

プリンセスナイン〜永遠のグリーンゲーブルス(2/2)

監督「俺はギルバートでいいのか？」
ねね「カントクはマシュウさんがお似合いですよ。」
涼「じゃあ、あとは順番に・・・。加奈子がミニー・メイで、小春がダイアナで、ヒカルがレイチェル・リンドで、ねねがミセス・アラン。陽湖がジェーン・アンドリュースで、ユキがボニー。こんなところね。ギルバート役は高杉くんにやってもらうわ。」
ユキ「ボニーって鉢植えの花なんだけど・・・」
涼「わかったわよ、ユキには名前にふさわしく雪の女王の役もつけてあげるわよ。これで満足でしょ？」
ユキ「それも植物なんだけど・・・」
ヒカル「（涼って実はユキが嫌いなんじゃないんか？）」
聖良「んで、涼は何の役をやるんだ？」
涼「え？アタシ？　　え〜っと・・・アンしか残ってないみたいね。じゃあ私やるわ。」
ヒカル「（コイツ計画的やな。だからギルバートは高杉くんなんや・・・）」
いずみ「まだルビー・ギリス役が決まってないから、涼おやんなさい。」
涼「でも、そうしたらアン役がいなくなっちゃうじゃない。」
ユキ「まだ１人いるわ」
全員「え？誰？」
ユキ「フィーフィーちゃん・・・」
全員「（こいつぶちのめしたろか！）」