新宇宙戦艦ヤマトスレッド第1弾

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508茶髪の古代君というのもイイかな(笑)
『新ヤマト』の舞台は3199年。
1作目の『ヤマト』からちょうど千年後である。
既にヤマトの戦いは伝説となり、人々の脳裏からも失われつつある中、かつての乗組員の子孫達だけは、
先祖の名前を受け継ぎその意志を守ってきた−−、というのが基本設定。
だから登場人物には沖田十三を始め、古代進、島大介、森雪と懐かしい名前が並ぶ。
「打ち合わせをしていても、ついうっかり、昔の古代のつもりになっちゃうんだよね」と笑うのは勝間田具治監督。
78年の『さらば宇宙戦艦ヤマト』以来、全ての劇場版で、実質的に監督を勤めてきたベテランだ。
名前は一緒でもキャラクターの個性はもちろん違う。
今回のアニメ化はPS用ゲームソフトの成功が、大きなきっかけになっているらしく、はっきり、
ゲームで『ヤマト』のファンになってくれた人がターゲットと言う監督。
だから古代も自由奔放に今風の若者として描きたいと語る。
他のキャラクターも島大介はスラム街の出身。真田もゲームをやっている描写を入れてと、構想は広がる。
ひとつには世界配給を視野に入れて、様々な人種や階層の人間をヤマトの乗務員として取り入れようという考えがあり、
旧作では日本人ばかりだった乗務員も多国籍となりそうだ。
また、ゲーム世代へのアピールも忘れてはいない。
もっとも、『ヤマト』が戦いによる、若者の成長ドラマであることは変わらない。
「松本先生の好きな”新選組”のような熱いドラマにしたい」と勝間田監督。
始めに2クールのTVシリーズを放映。
そのラストを承けて劇場映画を作るという大プロジェクトだ。
509生きる為に必死に戦う生命体の姿を描く:02/02/13 01:21 ID:5cFCId4Y
 今作は、最新の科学的知見に基づいて描くつもりです。
たとえば宇宙が一つでないことがわかっていますが、複数の宇宙が存在した場合、そこで何が起きるのか。
またそのとき生命体とその進化はどうなるのか。
そうしたことを描くため、今回は前作よりはるかに巨大な宇宙を描きます。
舞台は古代進たちが活躍した時代から1000年後の世界ですが、
その間にヤマト自体も大きくスケールアップしています。
前作で何度も落ちたりしていた第三艦橋は、頑丈にしました。絶対落ちませんよ。(笑)。
 もちろん戦う相手もより巨大で聡明です。
その相手と、古代たちの1000年後の子孫が知力を尽くして戦うわけですが、その根本にあるのは決して憎しみじゃない。
他の生命を喰らってでも生きていかなくてはならない生命というものの悲しみやジレンマを、今回の作品では描きたいんです。
その象徴が、暗黒女王ダークインです。
彼女は『999』と『ヤマト』の共通の相手ですが、決して悪の存在ではない。
流す涙はダイヤモンド。その涙を手にした者は、彼女の心の中にある思いやりとか、情けを分かっている。
それでも自らの種族を守るためには鬼となり、修羅となって戦う女性です。
お互いに運命や宿命を背負いながらも必死に生きていこうとすること−−。
そうした生命のありようというものを哲学として作品のなかできっちり描きたい。
すべての生命は生きるために生まれてくるのであって、決して死ぬためではないというのが僕の持論です。
 もっともTVシリーズは1話完結で、3歳〜80歳の方までわかりやすいものを目指しています。
特に若者に希望がわくような内容にしたいですね。
一方劇場版は、ただひと言、どうしても言わせたい言葉がある−−そのために作ります。
そのセリフが何かは、映画を見るまで楽しみにしてください。
510上2つはアニメージュよりです:02/02/13 01:22 ID:5cFCId4Y
いろいろな意見があるわりに、アニメージュを見ていない人も多いのでアップしました。
この他に原作マンガについて、
「劇場版のストーリーはこの原作に基づいている。TVはアニメ・オリジナル」
と、わざわざ書いていたり、
松本先生が「宇宙に流れる時間の差もテーマのひとつです。
地球では1000年後の世界はマゼラン星雲では一世代後。
スターシアの娘もヤマトに乗りますよ」
とか言ってたりします。