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「あうぅっ、そんなことされたら、僕っ……もうっ」
背筋を駆ける快感に暴発の危険をさとって、桂は思わず腰を退く。
みずほは驚いた顔をしたが、すぐに優しい笑みを浮かべ、
「いいのよ草薙くん、遠慮なんてしちゃダメ。出したくなったらいつでも、ね」
そう言うと、直立したこわばりを縦に咥えていった。
みずほはゆっくりと頭を浮沈させる。
ふっくらと形の良い口唇の間に少年の肉筒が没していき、ねっとりした口内粘膜の
感触を引きずりながら、ふたたび姿をあらわして、そしてまた――
全身がだるくなり、それと引き替えに下腹部の一点が急速に熱くなる。
「ああああぁっ、先生っ!」
天井を仰ぎながら、桂がさけんだ。
激しく身体を震わせながら、もはや抑えがたい衝動を解き放つ。