【お肉壺】QB師匠の窪みを語るスレ【股間が竹の子】 2
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いらちなきのこ:
久呆彰浩の憂鬱その壱
*この物語は不完全なフィクションであり、実在の人物、場所、事件とは多分関係ございません*
彰浩は夜の帳が降りた農道をローソンへ向けて歩いている。
水を張った田んぼでは蛙が鳴いている。
「はあぁ、飛田行きたいなぁ。」学校を出鱈目な病気で休んで以来、明るいうちは息を潜める様に家に篭っている。
昔の遊郭の風情が残る飛田を徘徊し、気に入った女を見つけ無駄に溜まった性欲を吐き出したい。
下らない妄想に耽っていると遠くにローソンの看板の灯りが見えてきた。
「雄琴は失敗だったよなぁ。」
彰浩は初めての給料で雄琴のソープランドへ行った時のことを思い出した。
雄琴のソープランドは飛田や五条の倍以上の金額が必要だったが社会人になったのだからステップアップして雄琴と福原を愛する会を結成するのも悪くないと思ったからだ。しかし、期待は呆気なく裏切られた。
最初に風呂に入り、ローションでぬめった体をソープ嬢のテクニックで翻弄されている時は来て良かったとさえ思った。
しかし、彼女が彰浩のイチモツに顔を近づけた時に一瞬、顔を背けた時に夢心地から一気に覚めてしまった。
そう、彰浩は絵に描いたような短小包茎なのだ。
そして、何故かネットでそのことが知れ渡り、竹の子の里などと有り難くないニックネームまでつけられている。
悲しいことに普段の彰浩のイチモツは竹の子の里と大して変わらない大きさしかなく、勃起してさえ竹の子の里二個分あるかないかの大きさだったのだ。
暗い怒りと女性に対する嫌悪が胸に込み上げてくる。
しかし、情けないことに感情とは別に悪臭に堪えるソープ嬢の口で一回、そして四苦八苦してゴムを着けてからもう一回、彰浩は果ててしまった。
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いらちなきのこ:2009/08/05(水) 20:39:23 ID:M5xyxpoC
久呆彰浩の憂鬱その弐
帰りの湖西線で彰浩は悔しくて涙した。
女はいつも見た目で判断する。
飛田でも五条でも女が顔をしかめるのは気付いていた。
しかし、飛田や五条は15分だけだし暗いから余り見えないだろうという安心感がある。それに引き換え、今日の雄琴は2時間もあり、おまけに部屋は明るい。
そんな長い時間、恥部を晒すなんて罰ゲームだ。飛田、五条を愛する会のメンバーの磯ケ谷昇犬などは飛田は時間が短いだの暗いとよく見えないとぼやいている。
「見えないんじゃなくて見せつけられないんだろ。」
彰浩は一人毒づいた。
磯ケ谷昇犬は奇跡のイチモツを持つ男と言われている。
寮の風呂で体を洗っていると床にイチモツが届くとか競歩で尻を振るとイチモツが内股に当たり、ピチピチと音をたてる、また、昇犬が競歩の有力選手であるのは足が三本あるからなどと言われている。
正直、彰浩は昇犬に嫉妬していた。
昇犬が逮捕された時はザマァ見ろとさえ思った。
昇犬が逮捕されたら次は自分の番だと少し考えれば判りそうなものだが彰浩には根本的に何かが欠落しているのか、そこへ思い至らない。
雄琴から帰った夜、彰浩は自分のイチモツの匂いを嗅いでみた。
最初は前屈の要領で自分で口に含もうとしたのだが顔を近付けただけで思わずのけ反ってしまった。
た、確かに臭い、何とも形容しがたい匂い。
彰浩は暗澹たる気分に襲われた。臭くて小さい。
以前、あるF1ドライバーが男は車の運転とセックスは下手とは言われたくはないと言っていた。
しかし、俺は上手い下手以前の問題だ。
F1GPに三輪車で出場するようなものじゃないか。
「結局は洋平だけか。」
自室で下半身裸の間抜けな姿で彰浩は呟いた。
後輩の洋平だけはいやな顔一つ見せずに口に含んでくれる。
俺だって本当は女の方がいい。洋平のごつごつした身体より女の柔らかい身体の方がいいに決まっている。
だけど風俗の女でさえああなのだから素人なんてとても無理だ。
回想する彰浩はローソンに近付いてきた。辺りを見回し誰もいないのを確認しサングラスをかけ、店内へと向かう。
スポーツ新聞に雑誌、それにスナック菓子とオロナミンCをレジに持って行きからあげ君を頼む。
家に帰りスポーツ新聞を見ているとある広告が目に飛び込んできた。
京都で本田医師が開院!4cm増大!今なら半額!4cm増大したところで平均に遠く及ばないことは彰浩も十分承知している。
しかし、三輪車から軽自動車、いやヴィッツやフィットぐらいにはなるんじゃないか。
そ う だ!京都へ行こう。一人盛り上がる彰浩、しかし、今の自分が置かれている状況を省みることなく包茎短小を心配しているこの男、やはり何か根本的なものが欠落しているに違いない。