【お肉壺】QB師匠の窪みを語るスレ【股間が竹の子】 2
123 :
いらちなきのこ:
澤井千恥の妄想その壱
*この物語は不完全なフィクションであり、実在の人物、場所、事件とは多分関係ございません*
「またか!」千恥は小さく舌打ちした。
ここ二ヶ月の間、日課となっているスレの巡回、今日は何事もなく終えるかと思いながらガチホモ板に目を通したその時それはあった。
千恥をモデルした小説、千恥が最も嫌うもの、何故、心の無い文章は心の無い人を傷付けることが判らないのだろう。
いかれたきのこ、良心呵責すべきコテの主は彼の職場の状況を茶化して書き込む常習犯だ。
彼の教え子との会話を書き込んでいる…教育の現場に出て間もない教員の卵の芽を摘んだ糞餓鬼共だ。
あたしのトンファーでガキィと修正して幼い尻肉をゆさゆさとトンファーで突き上げて「あぁ あぁ あぁ」と呻かせてやりたい。妄想が溢れそうになった千恥の目に入った書き込み、「彼女?フィアンセ!あたしが!?久呆さんの…」
ネット三昧で血走った眼に妖しい光を帯び、口元が奇妙に歪むのが自分でも判る。
124 :
いらちなきのこ:2009/08/05(水) 13:37:36 ID:M5xyxpoC
澤井千恥の妄想その弐
千恥には高校以来の旦那と京都に来て知り合ったキープ君がいる。
どちらも千恥の妄想の産物だが文才と創造力に溢れると自負する千恥にとって現実の男など己の脳内から生み出される彼らの足元には及ばない。
彼…久呆彰浩ただ一人を除いては。
彼には旦那達にはない汗の匂いがある。その匂いを嗅ぎたくて試合に応援に足を運んだりもしたのだが彼はシャイなのだろう、千恥に素っ気ない素振りしかみせない。
勿論、端からみると久呆が千恥をウザく思っているのは一目瞭然なのだが自分の都合よく振る舞う旦那達しか異性との交流が無い千恥にはそれが判らない。
「久呆さんの彼女、フィアンセ…」呪文のように呟く千恥に私立の文字が目に入る。こいつは私立卒業が恥ずかしくないのか。
セレで入学?センターじゃなくて?まあ、どちらにせよセンター試験5教科と二次で難関をくぐり抜けたあたしとはお里が違うのだ。
怪訝?何と読むのだろう?センター試験国語ほぼ満点のあたしが読めない筈がない。どうせこの私立卒業の馬鹿の誤字だろう、そうだ、そうに決まっている。
125 :
いらちなきのこ:2009/08/05(水) 13:48:30 ID:M5xyxpoC
澤井千恥の妄想その参
更に読み進めるうちに高ぶった感情が急速に醒めてゆく。千恥の容姿をけなしているのだ。
人の傷口に泥を塗るな!
人間の風上にも据えない奴!
物を人間は精神も高尚であるべきなのだ!
妬んで嫉妬しているんじゃないのか!
事実根拠がない!
心がどす黒い暗黒がこみ上げてくる酷さだ!
頭の中でこれらの言葉が奔流となって湧き出す。
それにあたしの容姿はそんなに酷くはない筈だ。内面から湧き出る醜悪さに気付かずに千恥は思った。
こいつも糞餓鬼と一緒にあたしのトンファーで、いや、立命館の民主化棒でガキィといわせてやろうか。
あの糞女の菜摘に頼むのは癪に障るが。
再び、妄想の海に飛び込もうとする千恥に目に、意外とお似合いという文字が飛び込んできた。
「あたしと彰浩がお似合い!?」
濁った目は大きく見開かれ、不気味に歪んだ口元からは地獄の底から響くような笑い声が響く。時折、小さく丸い鼻からの荒い鼻息が笑い声とハーモニーを奏でる。
そうか、やっぱりあたしと彰浩はお似合いなんだ…彰浩に貫かれるあたし…いや、彰浩が竹の子の里というのは本当だろうか。いくらお似合いといっても竹の子はまずいんじゃないだろか。
そうだ!この間、電車で向かいのおじさんが読んでいたスポーツ新聞に本田医師が京都で新しく開設する病院の広告が載っていた。確か包茎手術だけでなく、4cm長くすることも出来るらしい。
そうだ、竹の子なんだから皮は剥けばいいだけだし、竹の子もいづれは立派な竹に成長する筈。久呆が聞けば顔を真っ赤にして怒りそうな心配をしながら千恥は思った。
126 :
いらちなきのこ:2009/08/05(水) 13:56:03 ID:M5xyxpoC
澤井千恥の妄想その四
立派に成長した彰浩の孟宗竹に貫かれて…駄目だ、妄想だけで満足してちゃ。あたしの創造力は作家として大きな武器ではある。
しかし様々な経験が若いあたしには必要だし、牛馬飲食というように様々な経験があたしを作家として大きくしてくれる筈だ。
そうだ、何かしなきゃ、何かしなきゃいけない、そ う だ! 田原本へ行こう!
田原本へ行けば彰浩に会える、それに彰浩の教え子の男子児童にも。
田原本へ行けばきっと何かが変わる、いや、何もかもが変わる、そうに違いない。
今から行こう田原本へ!彰浩と彼の教え子の男子児童が待つ田原本へ!
京大教育学部と共に京都の教育界を支えてきた自負を持ち、早慶を上から見下ろす栄えある京都教育大学。
その京都教育大学の学生である澤井千恥は今は夏休みで田原本へ行っても一ヶ月以上も早く夏休みに入った久呆彰浩はおろか、遊び呆ける男子児童に簡単に会えはしないなどとこの時思いもしなかった。