【中二病でも恋がしたい!】丹生谷森夏×凸守早苗スレ 10

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風邪で熱を出してしまった私。
凸ちゃんがお見舞いに来てくれた。

「まったく、なんで凸守がお前の面倒など見なくてはいけないのデスか…」
「うるさいわね…じゃあ、帰りなさいよ」
「…ムッ、…じゃあ凸守帰るデスよ!」プイ


ぎゅ。

私は凸ちゃんのスカートの裾を握った。
「…なんデスか」
「…ひとでなし」

「…ああもう!しょうがない奴デス!」


「食べ物や水も用意してきたデスよ。なんか食べるデスか?」
「じゃあ…水、のませて」
「はい、飲むデス」
ペットボトルの蓋を開けて、私の口元に持ってきた。
「…」
でも、私は顔をそらせた。
「?」

「飲みたくないのデスか?」
「…飲みたい」
「じゃあ、どうして飲まないのデスか!?」
「……口移し」

「んなっ…!!!」

「…して」

「面倒見きれないデス!凸守は帰るデェス!!」
「ちょっと!!せっかく来たのに帰らないでよっ!!」
凸ちゃんの袖をつかんで静止させる。
「…」
「…帰らないで…よ」

涙目でお願いした。私より20cmも小さい奴に。
でも私だって甘えたいのよ。

「ああもう分かったデェス!!やってやるデスよわがままサマー!!」
6452/4:2014/05/02(金) 19:55:32.27 ID:sMjCwoKg0
ヤケになった凸ちゃんは、水を口に含み、私と唇を合わせ、水を少しずつ流し込んでくる。
「ん……んくっ…んっ………こくん……こくん……」
私の喉に、冷たい水が流し込まれていく。
「ぷは……はあ……はあ」
「…おいしい」
「どう…デス…か?」


「…」


「もっと、ほしい」



もう一度、凸ちゃんから口移しで水を飲まされる。
「…ごくん」
でも私は、凸ちゃんの頭を抱え、そのままキスを始める。

ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ…
「……ん〜…んぅ……んっ…森夏………森夏ぁ」
「はあ、はあ…凸ちゃん……凸…ちゃん……」

二人のキスの時間。
顔を傾け、凸ちゃんのやわらかい唇を口ではさむ。

この子とは1歳しか年が離れてないのに、見た目が幼くて、私よりずっと小さくて、子供に見えちゃうことがあって…
それで、なぜだか余計どきどきしてしまうの。子供とこんな激しいキスをしてるみたいで…
おこちゃまには刺激が強すぎるかしら。

くちゅ。
「んっ…!」
唇を舌で開き、凸ちゃんの口内で二人の舌をぬろぬろと絡み合わせる。
ちゅ、ちゅく…ちゅぷ
6463:2014/05/02(金) 20:37:23.97 ID:sMjCwoKg0
 
「んっ…はっ!…、あっ…ん……んんっ!!」
「うっ……んふ……あ…んぁ……!」
あまりに刺激的なキスに体がぴくん、ぴくんと動いてしまう。
生温い吐息が顔にかかるが、気にならない。

ちゅぽっ…と音をたてながら舌を引き抜く。唾液の橋がぷつん、と切れて、ぽとりと落ちる。


私はベッドに倒れ、凸ちゃんの体の下になり、キスを続けた。

ちゅっ、ちゅっ…

ベッドの上で凸ちゃんがついばむように、何度もキスしてくれる。
なのに、凸ちゃんは恥ずかしいのか、私が舌を伸ばしても、口を開こうとしない。

唇の先だけのキスを何回かし、私は、彼女の小さな胸をきゅっとつまんだ。
うあ!と可愛らしい悲鳴をあげ、びくん、と体をのけ反らせた。
口が開いたその隙にまた口の中に舌を差し込む。

ちゅっ、ちゅっ…ちゅぷ、ちゅぽ、ちゅぽ
口の中で熱い舌をまさぐり合う。
「んう…んんっ……んんんっ…!!」
「はあ…んあ………んむっ……」
時々口の外で舌同士絡めあい、ほっぺにもキスしてあげた。

濃厚なディープキスを続け、酸欠状態になりそうだった。
体中に電気が走り続ける。なんだかくらくらして、熱くて、背中や足が震えてくる。

「はあ、はあ、凸ちゃん…凸ちゃん…!」
「森夏…はあ、はあ、はあ、…森夏ぁ」

 
6474:2014/05/02(金) 20:43:46.91 ID:sMjCwoKg0
凸ちゃんの頭を腕でしっかり抱き、動かせなくする。
抱きしめあったまま、頭や背中を撫であって、さらにキスを続けた。

ちゅぷっ、ちゅく、ちゅっ…ちゅっ、ちゅぱっ、くちゅ。

口内で唾液が分泌され、二人の唾液が混ざり合い、どんどん増えてくる。
凸ちゃんの口から、唾液がどろりと流し込まれ、私はそれを受け入れ、ごくん、と喉を動かし、飲み込んだ。
愛しいこの子との甘い味。
こくん、こくんと飲んでいくが、どんどん増えていく唾液を飲みきれず、飲みきれなくなった液が、口からとろとろこぼれてくる。

ぐちゅ、くちゅっ、ちゅぱっ、ぬちゅ、
唾液混じりのキスの音。
…キスでこんなすごい音、出るんだ。いやらしい音が。


可愛い凸ちゃんの顔を見る。蒸気した顔。
青い眼にうっすら涙を浮かべて、口からは唾液がこぼれているのに、拭おうとはしない。
凸ちゃんが私のことを、愛おしそうな眼で見つめて微笑んだ。
私の胸が強く疼き、また凸ちゃんの体と密着して、舌をねぶる。


どんどん激しくなっていく私と凸ちゃんの行為。
必死に抱き合い、体中を凸ちゃんの体に擦り付けるように動かしながらキスをしまくる。
凸ちゃん、私の胸ばかり触ってくる。

「はあっはあっはあっ…!」
6485:2014/05/02(金) 21:30:29.16 ID:sMjCwoKg0
顔を離す。私…息してたのかしら…
でもまだ…まだなの。もっと凸ちゃんがほしいの。
目に涙を浮かべ、私たちは、しばらく見つめあった。

そして。

二人の意識が重なった。

服を脱ぎ捨て、濡れた下着を下ろし、私たちは生まれたままの姿になった。
凸ちゃんの白い肌。本人の大きさにあった控えめな胸。恥じらいに満ちた顔。

「きれいよ、凸ちゃん」

とくん、とくん、とくん…
心臓が、強く、強く、脈を打っている。

目の前に、裸の凸ちゃん。愛しいこの子に、私の体の全てを見られてしまっている。
これから始まる行為。緊張してしまう。
大好きな人をぎゅっと抱きしめた。肌のぬくもりが直に伝わる。
体のあちこちにやわらかいものが当たる。唇や、胸や、腰を押し付け合う。
恥ずかしさと体の熱で、体中からにじみ出る汗にも構わず、キスを続ける。
6496:2014/05/02(金) 21:36:44.07 ID:sMjCwoKg0
裸だと、体を少し動かすだけで敏感な場所が刺激されて、その度にびくっ、と感じてしまう。

絶え絶えになっている二人の呼吸音と、激しいキスの音が静かな部屋に響く。
足の付け根の部分に熱が集中し、とろとろになっている。
いつしか、唇だけのキスをやめ、体中で絡み合う。

熱い。頭がおかしくなっちゃう。

正気を失いそうな快楽に、私たちはただ身を任せてしまい、裏声を上げる。

一晩中、シーツを濡らしながら、水っぽい音と、私と凸ちゃんの切なくて…甘い叫び声が響き続けた。



―――――――次の日。
結局、凸ちゃんが風邪をもらってしまっていた。
「…お前のせいデス」
「ごめんね、凸ちゃん。直るまで私が看病してあげるから」

「はい、あーんして」
「あ…あーん///」

私の狙い通りになった。
end.